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味方がいること

母から理解されることを諦めてから

とても楽になった。

家族には何でも話すべきという呪いを手放して、ちょうど良い距離で仲良く付き合っていく。
とても難しくて、まだまだ会うたびに必ず一つは言われて帰ってくるのだけど(笑)
回復のスピードは格段に速くなった。

引き続き「2人目は?」の攻撃には合いつつ、半年ほど前から地味に続いている「おっぱいはいつやめるの?」には、かなりHPを削られていて、悩むあまり娘の前で泣いてしまったことも。

デリカシーのないひとは、想像力のない人。
わたしがひとり悩んだり、落ち込んだりしていることなんて考えもしないのだろう。


応援します。という言葉の強さ

そんなことをヨガの先生に相談したら、やめる・やめない、どっちがいい・悪いではなくて、
「わたしは授乳を続けたいというななみさんを応援します。」
と言ってくれた。

思い出せば先生と初めて会った日。
市の講座でベビーヨガに集まった6か月までの赤ちゃんとママたちは、わたしを含めて4組。
順番に簡単な自己紹介と悩み(ベビーの様子やママの不調など)をしていくと、わたしの隣のママが、
「まだ6か月なのに息子は10kgも体重があり、ベビーカーにはなかなか乗ってくれないので抱っこやお出かけがしんどい」
と相談していました。先生は
「元気に育ってくれて嬉しいけれど、まだまだ産後で体力が戻らない中、辛いですね。ぜひお手伝いさせてください。」
とおっしゃって、ヨガだけでなく、帰る際に抱っこ紐の装着を手伝って調節のポイントや乗せ方、姿勢などまでアドバイスしていました。
そのママがとても嬉しそうにイキイキと帰っていく姿をみて、何だかわたしが泣きそうになり、先生にまた会いたいと思ってレッスンに通うようになりました。

後日わたしも抱っこ紐の付け方を習ったのだけど、ポイントをおさえるだけで体重が半分になったんじゃないかというくらい楽になり!!!感激!!
それ以来見知らぬママの抱っこ紐姿をみると、ほとんどの方がわたしと同じように抱っこ紐の力を全然発揮できてない使い方をしていて!全員に教えたくなりました…

ちなみにこの話を母にしたら、6か月で10kgという話の時点で「親も太っていたでしょう。」と言ってきて、その先の感動した話まで話す気が失せてやめてしまいました。

1歳半検診で会った素敵な保健師さん

木曜日に1歳半検診を受けました。
今回は積み木や指差しのチェックや歯科検診があるとのことでドキドキしながら行ったのだけど、そちらは難なくクリア!
日々楽しく育児しているので特に問題もなく、相談したいことのところには何も書かないつもりだったけど、これから頑張りたいことという意味で「卒乳、トイトレ」と書いて提出しました。

「卒乳したいけれど、できないというお悩みですか?」
と保健師さん。
実は保健センターの下にある支援センターでまだ授乳しているということを保育士さんに話した時、「いつかは辞めなきゃいけないから早い方がいいんじゃない?」というようなことを言われて(息子さんの断乳がとても大変だったそう。)、ちょっとモヤっとしたことがあったので怖くて、身構えるわたし。
虫歯リスクのこともあるしやめるように言われるのかなーと思いつつ、嘘をつくのも変なので
「わたしは辞めたくなくて。断乳ではなくなるべく自然な卒乳を望んでいます。」
と正直に話すと、
「とても素敵だと思います。お酒が飲みたいとか、授乳が辛くて早く辞めたいという方が多いので続けている方は少ないですけれど、困っていることがなく、ましてママが続けたい、娘ちゃんがのみたいというならぜひ続けてください。
わたしも長女は3歳まで続けて自然卒乳、次女は(たまたま娘と同じ名前で盛り上がりました!)わたしのおっぱいがでなくなってしまって1歳半から自分で夜中も水筒から水を飲むようになりましたけど、わたしとしてはずっとあげたかった。」
「人前や外でも欲しがったり、ママの授乳なしで寝られないということはありますか?」
ないと答えると、
「それはもう、娘ちゃんがちゃんとわかっているということなので、素晴らしいです。すごい。ママとのコミュニケーションのひとつとして続けているということで良いと思います。この先そういったことが出てきて、年齢とのギャップに困ったりするようであれば卒乳を促す、例えば辞める日を決めるとか、絆創膏貼るとか、話し合って決めていけば良いと思いますよ。」
と自分の経験や、娘の様子をしっかり聞いてアドバイスと応援をしてくださいました。

わたしは思わず泣きそうになりながら、
「話せてよかったです。ありがとうございました。」
と言って帰ってきました。

味方は別に家族や友達だけじゃなくて良い

子育てをしていると、道やバス、お店でよく話しかけられます。
「ありがとう、わたしも幸せをもらったわ」
と一緒に少し歩いただけで喜んでくれるおばあちゃんもいたり。

同じ人に会うことはなく、保健師さん含め一期一会だけれど、そんなひとたちとも一緒に娘を育ててもらっているなあと思うようになりました。

わたしは何でも自分ひとりで抱え込み、考えすぎるところがあります。それは性格なので治せないけれど…
一番の理解者である妹や友人になかなか会えない時もひとりで育てている気にならないで、街のひとたちにたくさん助けてもらおう。頼っていこう。

ヨガの先生と今回会った保健師さんのような心遣いのできるひとになろう。

わたしのように大きな問題はないけれど、ちょっとモヤっとしたこと、気になったことがあったら、是非市の相談窓口や検診のついでに話してみてください。
わたしも、こんなところで相談しても仕方ない、一般論で返されると思い込んでいましたが、そんなことはないです。とても親切。
これが全部無料なんて、使わない手はない。
わたしは図書館だけで元を取っている気がしますが、わたしたちが払っている税金で動いているものなのですから、使えるうちにつかいましょう!助けてもらいましょう!!!

4歳まで3か月ごとに診てもらえる歯科検診や、保育付の講座、一緒に参加して遊んでもらえる講座もしっかり予約してきました。本当にありがたいです。


さて、今日も本読んで30分お昼寝して、午後は来月分の日用品を買いに行ってきます!
最後まで読んでくれてありがとうございました。

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