第10話〜ネコのためにスマホで家じゅうの温度湿度を管理! ついでに車のダッシュボードで温泉卵にも挑戦〜
年々暑さが増していると言われている日本。我が家は日当たりがいいため、とくに今年の夏は、お昼をリビングで過ごすと熱中症になりそうなほど暑かったです。
あと一戸建てに引っ越して気づいたことなのですが、1階と2階、あるいは窓際と中庭側など、同じ家でも場所によってかなり体感温度が違うんですよね。
今までも、家の温度管理として主要な箇所に温度湿度計を置いて、部屋ごとに温度を確認していたのですが、これだと、温度湿度計がある場所にいるときだけしか確認できませんでした。そこで、わざわざ移動しなくてもスマホで家じゅうの温度湿度を確認できる、スマホ連携の温度湿度計を購入しました。
スマホにBluetoothで接続する温度湿度計を購入
今回私は、スマホとBluetoothで接続するタイプの温度湿度計、Inkbird社の「温度湿度ロガー」を導入することにしました。
温度と湿度が気になる場所に設置、アプリで一元管理できる
まずは外の温度湿度を測定するため、直射日光が当たらず、地上からある程度離れた位置に温度湿度計を置きました。最近は健康と位置ゲーのためウォーキングしているのですが、ウォーキングできる気温なのか、どんな服装で行こうかを考えるときに、外気温を正確に知りたいんですよね。
次に、2階のリビングがどれくらい暑いか測定するため、リビングの直射日光が当たらない場所に貼りつけました。
専用のアプリで設定
Inkbirdの温度湿度計の数値を確認するには、専用のアプリを使います。
「サンプリング間隔」を調整することで、温度湿度の測定頻度を調整できます。電池のもちをよくしたい場合は、ここを長くするといいでしょう。「アラーム」の設定では、最小値と最大値を設定し、その閾値を超えたときに通知がくるように設定できます。
真夏の車のダッシュボードで温泉卵は作れるか
炎天下で自動車を駐車していると、車内はものすごく熱くなりますが、ダッシュボードは何度まで上がっているのか、卵と温度湿度センサーを置いて測定してみることにしました。
調べてみると、温泉卵を作るには65〜70度で20分以上放置する必要があるそうですが、もしかして車内で作れてしまうのでしょうか。
車のダッシュボードに置いて30分ほど放置したところ、温度湿度センサーの数値はこのような結果に。
しばらく温度を確認していたのですが、車のダッシュボードは60℃以上にはなったものの、65℃以上になることはありませんでした。車の色がブラックだと、車内の温度は65℃を超えたかもしれませんね。
さて、温泉卵ができたか確認してみましょう。卵自体は、手でつかめないほどアツアツになっていたので期待したのですが、温泉卵にはなっていませんでした!少し残念。
ペットや赤ちゃん部屋の温度管理、植物栽培などの管理に
今回紹介した用途以外でも、温度湿度計は、さまざまな用途で役立つと思います。たとえば赤ちゃんやペットのいる部屋や、植物栽培のための温度管理。
猛暑かと思えば急に寒くなったりと気温や湿度の変化が激しいここ数ヶ月でしたが、家じゅうの色々な場所に温度湿度計を置いてみると意外な発見があるかもしれませんよ。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?