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【実験協力者募集】一汁一菜で心と体は満足できるのか。
便利だけど、何か物足りなさを感じる
私たちの生活。
電子レンジという文明の利器の前で1分待てば、
ほっかほかの肉まんを食べられる。
これは幸せ。
だけど、なんだか寂しかったり
はっと絶望したり。
日常で感じる、物足りなさの正体は
何なんだろうか。
最近、このことを
いろーんな方面から考えている。
それを、毎日の食事の中で
探してみようと思うんだ。
「食べること」の中の違和感
毎日三食、栄養バランスよく。
これが正しいと幼い頃から教えられてきた。
大学生になった今も
実家暮らしではあるものの、
これが叶わなくなっている。
夜まで働いていると、食べる時間はバラバラ。
頭を動かした後に食べたくなるのは、
ご飯よりもとびっきり甘いもの。
遅くに食べた翌日はお腹が空かないけれど、
昼までには空腹に耐えられなくなるから
今のうちにと食べる。
これだと、体は大きくなるばかり。
起きたらオンラインで人と話す。
学校。バイト。人と会う。
この循環の合間にある食事を、
どうも大切にできない自分に嫌気が差す。
いつの間にか、
人と食卓を囲む回数が少なくなる。
ちょっとした料理をする余裕がなくなる。
でも、それが仕方がないと
思ってしまっている。
うーん。なんだかな。
一汁一菜と出会う
星野源のオールナイトニッポンを聴いていて
出会った、一汁一菜。
正確には、土井善晴さんという
料理研究家との出会い。
彼は、料理は哲学だという。
彼のキャラクターと、
人はもちろんのこと
食べ物に対しても優しく丁寧で、
面白い言葉選びに、直感的に惹かれた。
彼の著書、『一汁一菜でよいという提案』
この本を読んだ。
一汁一菜とは、
ご飯を中心とした汁と菜(おかず)。
その原点を「ご飯、味噌汁、漬物」とする
食事の型です。
…
一汁一菜とは、ただの「和食献立のすすめ」
ではありません。
一汁一菜という「システム」であり、
「思想」であり、「美学」であり、
日本人としての「生き方」だと思います。
バランスよく食べるために、
何品も用意しなくてもよい…のか?
ご飯を炊いてあれば、
好きな具材を切って、味噌と一緒にお椀に。
お湯を入れてお味噌汁の完成。
あればおかずもお皿の上に。
台所に立って10分もあれば、
食べ始められるだって…?
日常の食事を自分でつくるって、
豊かなものであることは間違いない。
それがこんなにシンプルで、自由で、
素朴で良いのか。
そんなふうに思ってきた。
それなのに、
「つくる」ということが億劫になってしまうほど
食を自分の手で扱える範囲に置いておくことが
難しいように感じている。
今の生活は何なんだろうと思った。
固定観念のせい?無限に湧き出る欲望のせい?
日常の食事を一汁一菜に。
たまーに、外食や贅沢ごはん。
これが叶えば、
日常はもっと豊かになるんじゃないか。
試してみたい…!
…
だけど、実家の家族からは同意を
得られない((泣
折角なら、いろいろな人と実験のように
楽しみたい!
そして、各々がつくるお味噌汁を
一度に味わってみたい!
ということで。
企画にしちゃう。
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企画名(仮):お味噌知る。
実験内容:一汁一菜の実践
今回やること:一人一品のお味噌汁を作って、一汁一菜を味わってみる
→一汁一菜で心と体は満足できるのか検証する
日時:要相談(3月下旬にやりたい。今のところ3/21(金))
費用:要相談(会場費+味噌とおかず代+各々で具材費)
持ち物:お米(自分で食べたい分)
↓考えてるスケジュール
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こんな人と一緒にやりたいな
✋これから新生活だけど自炊できる
自信がない人
✋「食べること」について深く考えたい人
✋もっと楽しく生活する方法を探したい人
興味を持ってくれてる面白い方は
こちらへ!
一度お話しましょう!
今回に限らず、第2回、第3回と、
暮らしの実験をする仲間になってほしいです。
今、息苦しさを感じる人へ。
こうやって、
ちょっとおかしなことを試しながら
今とこれからを
生きるのを楽しんでみるのはどうだろうか。