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数秒だけの幻のような光景を見た記憶

写真に残ってないけど、今でも夢だったかなと思う幻想的な二つの光景。


高校時代、予備校から帰るときだったと思う。
月と街灯しか明かりがない川沿いの静かな緑地。
自転車を走らせていたら、草木と木々の薄暗闇の中で真っ白な猫と目が合った。

たった数秒だけの記憶。

その日以降緑地には猫がいるものの、真っ白な猫と再び会うことがないまま卒業し、新しい土地へ家族で引越した。


コロナ禍前、オーガニックカフェで勤務をしていた頃のある日、竹林がある湧水が流れる道で、お店の代表とリアカーを引いてお弁当の行商販売をした。

東京にいることを忘れられるような、とても気持ちいい風が吹く場所。

お世話になっている自然農の農家さんの直売所の前で停まって販売しながら、代表と話したり、自然を感じながら過ごしていた。

本当に一瞬だったけど、
湧水流れる私たちの足元に金色の蛇がいた。

あっという間に草の茂みに消えていった。

「今、金色の蛇がいたよね?!」と話した。

これも数秒だけの記憶。 

普段の会話でこういうことをわざわざ話す機会が無いけど、みんなの幻想的な記憶の一片を聞いてみたい。

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