2024年 小松庵総本家 垂れ幕の原画と展示について
蕎麦屋の小松庵総本家の店頭の垂れ幕に作品を使っていただきました。
小松庵総本家 駒込の本店では入り口とお店の裏手の工場の前にも大きい垂れ幕(タペストリー)をかけてもらっています。
小松庵各店舗にも垂れ幕がかかっているそうです。
小松庵総本家 駒込本店では店内にも個展形式で作品を展示しています。
(作品の展示期間は未定ですが、2024年年内くらいまでは作品を見ていただけるかと思います。)
私はこれを機会にお蕎麦食べて駒込周辺散歩を楽しもうと目論んでおります。
絵を描くにあたって駒込やその近辺について少し調べたのでフィールドワークが捗りそう。
◎垂れ幕の作品について◎
『ゑみゑみと はなゑみ』
にこにこと花が咲くように微笑む という意味を込めてこちらのタイトルをつけました。
こちらの作品は2024年で創業102年になる蕎麦屋 小松庵総本家のために描いた作品です。
私が普段からよく描いている白い象と小松庵総本家の本店のある駒込にちなんだものを盛り込んで描きました。
駒込はソメイヨシノ発祥の地であることから桜を、駒込は一富士二鷹三茄子の発祥の地(これは俗説)であることから富士山と鷹、茄子を。 ※
駒込駅構内のツツジが見事なことからツツジを少し。
タイトルにある「はな」は象の「鼻」と「花」を言葉遊びして、いいなと思う語感を選びました。
※「駒込は一富士二鷹三茄子」
駒込にはその3つが揃っているから、江戸期に川柳で詠まれていたそう。
富士は駒込富士神社、鷹は鷹匠屋敷(いまはない)、茄子は駒込の特産物だったとのこと。