◎自己紹介 石原七生(いしはらななみ) 画家 東京出身 作品のことを中心に考えていることを書いていきます。 展示のこと、作品のテーマについて、活動記録、などなど自由にまとめていこうと思います。 ◎作品について 特別な日、非日常を描いています。 物語の持つイメージを接続させること、人との出会い、訪れた場所、忘れられない風景、不安感を含めて心が騒ぐこと、辻褄の合わないことを掻き/描き集める先に、必然性や何かとの共通点を見出したいと考えています。 神話
蕎麦屋の小松庵総本家の店頭の垂れ幕に作品を使っていただきました。 小松庵総本家 駒込の本店では入り口とお店の裏手の工場の前にも大きい垂れ幕(タペストリー)をかけてもらっています。 小松庵各店舗にも垂れ幕がかかっているそうです。 小松庵総本家 駒込本店では店内にも個展形式で作品を展示しています。 (作品の展示期間は未定ですが、2024年年内くらいまでは作品を見ていただけるかと思います。) 私はこれを機会にお蕎麦食べて駒込周辺散歩を楽しもうと目論んでおります。 絵を描くにあ
◎個展のお知らせ◎ 石原 七生個展 「ききづたえ くちづたえ あひかたらふ」 会期:2024年3月2日(土)~3月12日(火) 水曜日休廊 11:30~19:00(日曜日、最終日は17:00まで) 会場: ギャラリー枝香庵 〒104-0061 東京都中央区銀座3-3-12 銀座ビルディング7F・8F Tel 03-3567-8110 https://echo-ann.jp/exhibition.html?id=471 ------------------ 「ききづた
◎個展のお知らせ◎ 石原七生展 “うまし うれし おもしろし” 会期:2023.10/2 〜12/3 11:00~22:00(L.O. 21:00)不定休 場所: 小松庵総本家 銀座 中央区銀座5-7-6 i liv 14F Tel.03-6264-5109 https://ginza.komatuan.com/ --------------------- ◯ 10/2〜12/3まで銀座のお蕎麦屋さん「小松庵総本家 銀座」で個展します。 新作と旧
2022年9/20発売の「美術の窓」に掲載されています。 常々、本や雑誌の表紙などになってみたいなとぼんやり夢見ていたのでとても嬉しいです。 お手にとっていただけたらと思います。 「群像特集」ということで取材していただいたのですが、自分の作品ながら「群像」という意識がなく無自覚だったので、少し考えてみたいと思いました。 群像とはなんぞや、と少し調べたところなるほどと思う点が多く、発見があり勉強にもなりました。うまく言語化できなかったのですが、せっかくなのでまとめてみました。
2022年8月のグループ展について。 展示の肌感覚が失われる前に、主催寄りの参加作家からの感触、感想、印象を書いておきたい。 今回「眠り」という大きいテーマを共通事項に、眠りについてさまざまな画角から考察し表現し展示している。 関係がそう険悪なわけでもない、むしろ良好に展示が進んだように思う。しかしお互いに無関心な部分を持ち続けているように思えた。 表現や画面に対して譲らぬ自己主張を持ちつつも、かと言って他者を拒絶するわけでもない。 いまいち拒絶し合わないから境界線がぬるり
◎4人展のお知らせ◎ 「なかきよのとおのねふりのみなめさめなみのりふねのおとのよきかな」 参加作家: 石原七生 今井裕基 菊村詩織 幸得冬花 会期: 2022年8/19〜8/29 11:30〜19:00(水曜休み、日曜日、最終日17:00まで) 会場: 枝香庵flat 〒104-0061東京都中央区銀座3-3-12銀座ビルディング7F ------------------------ 毎日の営みである眠ること。 生命を維持するために繰り返されてきたこと、
「見立て」の手法で七福神を描いた。 「娘七福神」の方がいい表現かも。 「見立て」とは描かれたものを連想ゲームのように読み解いて楽しむ趣向の絵。 本当だったら見立に隠された意味や関係性を読み解いて楽しむ知的なものなので、私の「見立て七福神」はやや単純ではあるのかもしれない。 最近、古典絵画や有名作品をベースに適当な社会性をぶち込んだような安い引用はしらけるという意見を見かけるけど、浮世絵や江戸絵画に見られる「見立て」や「やつし」とそういった「引用」は何か違うんだろうか?とかぼ
「くもゐ くもあい くものみね」 会期:2022年6/2〜6/11 11:30~19:00(日曜日、最終日は17:00まで) ギャラリー枝香庵 (7F ギャラリー枝香庵flat) 〒104-0061 東京都中央区銀座3-3-12 銀座ビルディング8F Tel 03-3567-8110 展示に寄せて 「くもゐ くもあい くものみね」 雲居 雲間 雲の峰。 高く遠く離れたところにあるところを思うこと、 雲の様子や空模様を気にすること、 高くそびえ立つ雲は何をも
◎個展のお知らせ◎ 石原七生は画家で絵画の個展を開催します。 2021年の新作を主に展示します。 絵画の展示の他に、石原の個展開催に合わせて「三村養蜂場の」とコラボレーションを企画しました。 「お寺×絵画×お洋服」の取り合わせで何かできるのはこの場所このタイミングだけだと考えたからです。 展示会場の照恩寺も素敵な佇まいのなんともお洒落なお寺です。 お寺の雰囲気も合わせてお楽しみいただけたら嬉しいです。 「三村養蜂場の」とのコラボレーションのテキスタイル・お洋服、小物の販売
◎個展のお知らせ◎ 展示タイトル: 「あまくも けはひ くものみを」 SHOUONJI ART PROJECT 29th 展示会期: 2021年 10/1(金)〜10/24(日) 火 水 休み 12:00〜18:00 展示会場: 照恩寺 〒187-0041 東京都 小平市 美園町 3-23-20 http://www.shouonji.jp Tel 042-341-2935 info@shouonji.jp 展示に寄せて あまくも けはひ くものみを 天雲
土曜会に参加しました②の続き あまくも けはひ くものみを(10月個展用テキスト) あまくも けはひ くものみを 天雲 気配 雲の澪 空の雲になんとはなしに気配を感じ、気がつけばまた雲は流れていく。 最近、雲を眺めることで何を想起するのか調べていました。 照恩寺での展示にむけて来迎図から得た印象で何か描きたいと思っていたからです。 先人が描いてきた、山越阿弥陀図、聖衆来迎図、早来迎...、 見れば見 るほど雲の造形が素晴らしく、面白いと感じます。 地上と天上
土曜会に参加しました①の続き 制作についてプレゼンとは言っても、あまり人前で話すのは得意じゃないのでほぼ資料の朗読と紙芝居的なプロジェクターを機会的に送る感じにになってしまった。もともとの演説適性がない場合は練習しかないんだなーって思った。 なので、ほぼそのままの資料をnoteに載せます。 ①自己紹介 ②掻き集めること ③脱線(本音みたいなもの) ④「掻き集める」から「描き集める」へ ⑤まとめ「描き集める/掻き集める」 (↑こんな順序で話そうと思っています) ①自己紹
2021年6/26に開催された、「土曜会」という勉強会に参加しました。 土曜会とは抜粋↓ <土曜会とは?> 「土曜会」は、美術の理論と実践について探求したい人たちのコミュニティです。 勉強会などのイベントを開催しています。 美術作家としてより向上したい方が、問題意識を共有して一緒に考えたり、お互いの考えに触れて新しいことを発見したり、作家として生きて行くノウハウを共有しあったりできる場所にしたいと考えています。 初見でも問題なく、気軽に参加いただけます。もちろん途中入退
石原がなぜファッションとコラボレーションするのか書いていこうと思う。 の3回目。 コラボレーションがもたらしたものとは何か?ということを話す最終回。 結局のところ、新しいことを始めるにあたっての「実行力」「実現力」を試されたと思っている。 何より協力者である「三村養蜂場の」が毎日淡々と仕上げてくるのである。 コツコツと淡々とやる力は凄まじい。 完成品をずらっと見せられたときは嬉しさや興奮もあったが冷や汗をかいた。 発表の場をこちらがしっかり仕上げないと全部がうまくいかない
石原がなぜファッションとコラボレーションするのか書いていこうと思う。 の2回目。 私は画家で、絵しか描かないので、別のかたちのものは作り出すことができない。 それでもいいと思っていたのだけど、私の作る速度がとても遅く、「完成」が実ることが少し遠いように思っていた。 絵を描く速度が遅いことに加えて、当時あまり頼まれ仕事もなく、作品を作る上でなにか他者からの介入が少ないことを感じていた。 自分の中の意外性の貯金が尽きた、インプットの種類を変化させたかった…とも思っていた。 巡