【ネタバレ】劇場版スパイファミリー感想①あのシーンはこうだった!
朝イチで観てきました!
ネタバレ満載の感想を書きますー!!
アーニャちゃんの缶バッジつけたバッグ持ってる人もいて、なんかもう、スパイファミリー好きな人が映画館に集まったんだなあってそれだけで泣きそうになりました。
家族旅行、軍との迫力満点の戦闘シーン、合間に登場するキャラたち、クライマックス、最後のオチなどなど。
色々書きたいことはありますが、まずは事前に気になっていたシーンについて、答え合わせをしていきます。
特に順序立てて書いてないので、ご留意ください。
オペレーション〈梟〉から外された時のロイドさんの反応
冷静でしたね。
事前予想や期待であんなに長々と書いていましたが、さらっとしてました。
オペレーション〈梟〉を引き継ぐ男はロイドも知っているようで。命令を言い渡す管理官も無能だと同意するものの、権力や予算の問題で上層部からの指示が下ったと。
管理官のマグカップ、コーヒーの液面に映るロイドの表情は描かれない。
その後、地上に戻るエレベーター内で、現場のことを何も分かっていないと険しい顔を。
フォージャー家で新聞を読みながらも、解任ならこの家も引き払わないといけない、などあくまで事務的な心の声。
この時に家族写真が映されて、ロイドの顔が描かれていないんですよね〜
フォージャー家解散に対するロイド自身の感情はやはり遠藤先生監修とあり、匂わせに留まりますね。でもそれがまた良い。
家族旅行でアーニャちゃんがワクワク楽しんでいる姿
とっっっても楽しんでましたねアーニャちゃん!!
お着替えした時からはしゃいでいて、列車の中でも、フリジスに着いてからも勝手に子ども向けミニ列車に乗っちゃうくらい、終始目を輝かせて楽しそうで……
「じごくにおちなべいべー」はもちろん、アーニャちゃんならではの表情とセリフが盛りだくさんでした!
フリジスで入ったお店で、シェフが挨拶しに来てくれたのに「しぇふをよべ」って言ったの面白かった笑
出発前、音楽が流れてセリフがないシーン、リュックにいろんなもの着けすぎてロイドさんに没収されて涙目のアーニャちゃん可愛かった〜
列車の中で旅行に向けてトランプしようと(この前マカロン賭けて遊んで覚えたのかな?フォージャー家でも遊んでるのかな?)ワクワクなのに、勉強させるロイドさん鬼畜すぎる笑
ホテルに着いてから、リュックの中身をテーブルに出して、おもちゃのアヒルをボンドに咥えさせ、おもちゃの銃を向けてボンドが倒れる遊びに興じるアーニャちゃん。
ヨルさんも設定を考えながら付き合ってあげて(すごく物腰の良いラスボスでした)、遊び疲れて寝ちゃうアーニャちゃんを優しく見守ってて……
そんなアーニャちゃんが、ちちとも一緒がいいのにロイドさんは目的のために動いてて全然ゆっくり過ごせてなくて、着いていきたいのに自分は足手纏いなのかと落ち込んじゃうのが可哀想でもう〜〜〜
ヨルさんが、幼い頃のユーリくんの話をして(幼少期ブライア姉弟ありがとうございますー!)、アーニャちゃんがどれだけ楽しんでるか気持ちを汲んでロイドさんに伝えて、家族は一緒がいいですと言うのがすごく良かったです。
軍に捕まってからのアーニャちゃん、危険な目には遭ってるけど、子ども向けの演出があってアーニャちゃんらしさを炸裂させてました。
エンディングロールでもほんと可愛い〜〜〜
アーニャちゃんが食べたのは本当にマイクロフィルム入りのチョコだったのか
マイクロフィルム入りのチョコでした。
でも終盤で、歯に挟まっていたのがくしゃみと一緒に出てきたというオチ。
そのマイクロフィルムが何かヨルさんに聞かれて、帰りのチケットです、と答えるロイドさんがも〜〜!
オペレーション〈梟〉継続のために自身の功績も上げて、管理官に再度進言しようとしてたんでしょうね。
だから、フォージャー家に帰るためのチケットだと表現したんだなって感動しました〜〜
なかなかエモいセリフを入れてくるじゃないですか、映画スタッフ〜〜(拍手喝采)
本当に食べてしまったら、排便しないと回収できないんじゃ?と実は懸念しつつも汚いお話なので触れずにいたら、公式でガッツリやると思わなくて笑いました。
うんこの神様ってなに笑
便意に襲われ、でもマイクロフィルムを出してしまったら用済みで殺されてしまうと必死の形相で我慢するアーニャちゃんの脳内に降り立った、うんこの神様。
ここらへんのアニメーション演出は、家族層、ひいては子ども受け狙いでしょうね。
私が観た回は平日朝なので、学生や有給使った社会人しかいなくてみんな静かに鑑賞してました笑
アーニャちゃんの腹を掻っ捌いてマイクロフィルムを取り出せと命じるスナイデル大佐。
ドミトリとルカが子どもを殺すのは……と躊躇う人情があるのが救いでした。
ファンミーティングで種崎さんや中村倫也さんが言っていた通り、ドミトリとルカは結構アーニャちゃんと一緒にいましたね。
最後は、こいつらがアーニャちゃんを攫ってボンドを気絶させた奴らだと知ったロイドさんに問答無用でボコボコにされてました。
まあ、致し方なし。
ロイドさん推しの中村さんはこの結末に喜んでそう笑
ロイドさんと夜帷はキスしたのか
してませんでした!!
まあ当然ですよね。
セーフハウスへ繋がる入り口前でバッタリ出会った黄昏と夜帷。
お互い知らない人同士の体で挨拶を。
夜帷も上品な婦人風スタイル
風に煽られた帽子を華麗にキャッチ、あたりには人影はなし。
でもそれを、市役所の屋上で作業していたヨルさんが目撃してしまった……!
いやヨルさんの視力良すぎて慄きました笑
てっきり昼休みにランチで外出した際に近くを通りかかって目撃したものと思ってましたが、そんな遠くから。
黄昏は帽子を渡した後も夜帷と会話を続けていたので、ヨルさんはキスをしていた、もしや恋人?と勘違い。
それにしても、夜帷が動揺するようなほど顔が至近距離になったわけでもないですね。
遠目だからキスしてるように見えてしまったのか〜。
むしろ、フリジスで恋人のことを聞こうとして、素面では無理だからアルコールを入れてロイドさんを路地に連れ込み押し倒したヨルさんの方が顔近かったです。
ホットワインを課金感覚でお札出してぐびぐび飲み干すヨルさんがヨルさんでした。
ロイドさんはヨルさんに口紅をプレゼントするのか
しました!
ただ、疲れてるヨルさんを気遣ってではなかったです。
市役所の屋上からキス(してない)を目撃したヨルさんがその後カミラに言われた、男が浮気してるサイン。
①出張が多くなる
②服の好みが変わる
③突然のプレゼント
週末にフリジスへ行くことを提案される=出張!?
寒冷地だから珍しくタートルネックを着る=好みが変わった!?
さらに列車内でカップルがイチャイチャとキスしてるのを見てしまい……
ロイドは妻の部分に不満があるのかと悶々。
唇をもごもごさせているとロイドにどうしたのか聞かれ、咄嗟に口紅が合わなくて痒いと嘘を。
そしてフリジスで、口紅売りのおばさまが急にやってくる。こんな風に口紅売る?笑っちゃいました。
ロイドさんが、口紅が合わないと言ってたことを覚えていたため、プレゼントを。という流れ。
PVから興奮していたシーンなのですが、悲しいことに、これで浮気の条件3つ目が揃ってしまい青ざめるヨルさん……
これが映画終盤でまさか焼かれるとは思いませんでした(泣)
ヨルさんの怪力を持ってしても、ナイフも斧も通用しないほぼ機械?ロボット?の敵を倒すため、油分を多く含む口紅を塗りたくり火を付けてしまう。
その時に口紅を燃やしたのですが……ショック。
ロイドさんからの初めてのプレゼントがものの数時間で消えてしまった。
でも、ロイドさんが屈強な敵からヨルさんを守ってくれたと考えるとエモいです。ヨルさんの怪力をもってしても倒せない敵を、ロイドさんの力を借りて倒せた……
ロイドさんも大佐に毒ガスを放たれた時、アーニャちゃんに助けられましたし。
互いに知らないところで守り守られるの、本当この家族の尊いところですよね〜!
アーニャちゃんを救い出すのはロイドさん?ヨルさん?
ロイドさんでした!
実際にはヨルさんも、ロイドさんが操縦する飛行機に飛び乗り一緒に来ていて、アーニャちゃんを助けに参戦していたのですが。
大佐を打ち負かしたロイドさんがアーニャちゃんを無事救出!
ここのシーン、大佐に変装して本人に成りすまし、部下たちを撹乱してサシの勝負で勝利するんですが、お前ごときに剥がされるほどこの仮面は薄っぺらくない、的なことをロイドさんが言っていて、すっごくカッコ良かったです〜!
何度も死地を潜り抜けてきた黄昏の技量や積み重ねてきた経験が、こんな威張り散らして他者を踏み躙る大佐に剥がせるわけがないと。
メレメレを理不尽に没収された(私の)怒りがスカッとしました。
アーニャちゃんが突然ホテルを飛び出したのは、ロイドが非合法を尽くしても手に入れられないチェリーリキュール(曖昧)が売っているのをボンドの予知で見たため(そんな身近に売ってる??)
でもそれを伝えれば、ボンドとアーニャの超能力がバレてしまう。
リキュールさえ手に入れば、ロイドはホテルにいられるので、一緒に過ごせると思った健気なアーニャちゃん〜〜
おそらく心配してほっとしたであろうロイドの心の声は、しかし語られず。
でもアーニャちゃんにはちゃんと伝わっていて、笑顔になったのでした。
こういうところなんですよね。
ロイドさんの本音や表情は隠されてしまう。
でもアーニャちゃんには伝わってるのが大変良き。
ラーメンは登場するのか
しませんでした笑
エンディング映像で、スープの皿が出てきてアーニャちゃんが食べてました。
歌詞はラーメンに関することですが、大スクリーンで聴くと迫力があります。
様々な苦難を乗り越え、フォージャー家も継続することになった今回の映画。
聴けば聴くほど癖になる主題歌だなあと感じます。
もうエンドレスリピートです。
この前まで豪華客船編のuntil the end聴いてたのに。
そしてなんと!
本日サプライズ解禁で星野源さんがエンディングを担当!
「星の跡」
喜劇の続きとして書いたそう。
1期のアーティストが揃い踏みする熱い展開に!!
何もかもが最高すぎます。
映画スタッフの皆様、本当にありがとうございます。
無事に映画が公開されたこと、そして鑑賞できたこと、とても嬉しいです。
年明けたくらい清々しい気持ちで早朝歩いて映画館に向かいました。
実質今日が新年です。めでたい。
まだまだ書きたいシーンは盛りだくさんなので、何度も映画を観て、何度も溢れる想いを書き綴りたいです。
続きの感想はこちら
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