今日のお題「家事の工夫」〜「使ったついでに」でいつでも人を呼べる部屋になった。〜
「掃除しなきゃ」という気持ちは、出社する前の朝の気持ちにとても似ている。綺麗に整列している空き缶。ほろ酔いの頬みたいなピンクの洗面所。汚くなればなるほどハードルが高くなる。土曜日に掃除する!っと自分なりに決めても、掃除する時間よりやる気を起こすまでの時間の方が長い。
一人暮らしを初めて3年目。とても22才の女の子の部屋とは思えない散らかりようであった。職場で自分のコップを洗っていたとき、掃除の神様が私の脳内に舞い降りた。
「台所で食器洗うついでに、シンク掃除すればいいのだよ!サササッでいいのだよ!」
私の仕事は清掃も業務に含まれている。いつも給湯室の物を洗ったら、ついでにシンクを掃除する。私は感動した。私の脳内はいつも連想ゲームをしている状態で騒がしいのだ。まさかこんなところで役に立つとは思わなかった。コップを洗う→職場の清掃→そろそろ家の掃除しなきゃ→アッ!(ひらめき)という順序で気づいた。
「仕事でやってること、そのまま勢いで応用してしまえ」
家に帰り、手洗いうがいをする。その後、ついでに洗面所を磨くこと1週間。24時間ツヤツヤの洗面所になった。
これに味をしめた私は、お風呂に入ったついでにスッポンポンで風呂掃除をする。家のシンクやコンロは炒めもの等油がはねる料理をしたついでに磨く。部屋のフローリングは帰ってきてすぐの勢いのままクイックルワイパーをかける。
するとあら不思議。掃除したてを常に保てる。「掃除」という一大プロジェクトを自分で作ってしまうことがなくなった。
何もかも自由なプライベートで「〇〇しなきゃ」と自分を追い詰めるのはまっぴらごめんだし、家でくらい気楽になりたい。だからこそ、「使ったついで」が1番自分には丁度いい。