noteカイゼン目安箱に『スキを許可する・許可しない』設定の希望を出しました
むしろ今までなかったことが不思議です。
サポートのオン・オフ設定とコメントのオン・オフ設定(noteプレミアム限定)はあるのに、どうしてスキのオン・オフ設定はないのか、ずっと疑問に思ってきました。
『スキ』はブログとは違うnoteらしさをつくる機能のひとつだから、という考え方もあるのかもしれません。初期の頃はそれに励まされてきたのも事実です。
しかし、かれこれ230日ほど続けてきて、『スキ』は必ずしも『スキ』ではないと痛感する場面に何度も直面してきました。
最近も、『今回の記事にはスキをつけないでください』と注意書きを添えているにも関わらず、最後まで読んでいないのか、特定の言葉に反応した自動ツールにつけさせているのか、『スキ』がついてしまうことがありました。
投稿して数秒でつけられたこともあります。明らかに読んでいないとわかる早さです。
これのなにが『スキ』なんだろう。
『スキ』ってなんなんだろう。
こんな苦しさが頭の中に居座るようになってしばらく経ちますが、あまりにも容易くバラまかれる、中身のない『スキ』に疲れてしまいました。
もっとも、中身があったところで、受け取る側はその意図を知りようがないので、言葉にしなければ同じ1にしかなりません。
「スキだけじゃなくて、大事なことは言葉にして伝えましょう」ということを何度も記事にして伝えてきたけど、結局たいして伝わってなかったんだなあと。
働きかけてみたけど、それでもなにも変えられなかった、そんな自分の無力さを突きつけられたようで。いや、わかってはいたんですけどね。所詮は一人の人間。無名の人間にできることなんてたかが知れてますから。
それでも、言葉を発することなくこうも機械的にバラまかれる『スキ』を前に、ウンザリを通り越して悲しくなってきました。
noteに疲れてしまったのかな。
この記事に対しても『スキ』はもらいたくないし、当分「『スキ』なんていらないからあなただけの言葉をください」って気持ちは変わらないと思います。
わがままでしょうか。
そうかもしれません。
でも、私はただ数字を増やしてすごく見せたいのではなくて、私の言葉を通じてなにを感じてくれたのか、あなたのその言葉を聴きたい。そう思ってこれまで書いてきました。
結局『スキ』はnoteを続けやすくするための仕組みに過ぎなくて。やっぱり最後は言葉を交わしてこそのコミュニケーションではないでしょうか。230日近く続けてきて、その持論にもう一度戻ってきたのが今回なのでしょう。
ということで、noteのカイゼン目安箱に『スキを許可する・許可しない(オン・オフ)』設定追加の希望を出してきました。
これが本当に採用されるかどうかは怪しいですが、同じような悩みを抱えてきたであろう皆さんの声を代弁してきました。
私のことはともかく、仮に知名度の高いクリエイターが同じことを口にしてnoteをやめたとしたら . . . どうでしょう。せっかくnoteでの創作活動にやりがいを感じていたクリエイターがnote疲れを感じて離れてしまうのは、noteにとっても損でしかありません。
少しでも多くのクリエイターさんがnoteでの創作活動をより快適に続けられるよう、この声が届くことを願うばかりです。
※スキは押さないでください。