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ドラマ感想「新オスマン帝国外伝~影の女帝キョセム」#02
第2話、見ました。
古都エディルネの宮殿に到着したアナスタシア。
女官長と宦官長に説明を受けますが、無駄に怖い。
アナスタシアは16歳くらいに見えますが、実は12,3歳。
新皇帝のアフメトがそうは見えないけど13歳なので同年代でしょう。
いやあ、怖いよ。夜中にやっと着いたところで見知らぬ宦官から
もったいつけて「ここは世界帝国、オスマンの宮殿だ~覚悟しろ~」ってな感じで凄まれては、家に返して~~~って、そりゃ言うわ。
女官長も怖い(笑)
アナスタシア~? とりあえず、あんたこれからハティジェねと。
オスマン宮廷てのは本人の名前と全く意味合いも音感も違う名前をつけようとしますね。
アナスタシアにハティジェ(笑)
前作を見ている人には笑える選択。
しかし今回の主役はサフィエ・スルタンです。
こんな感じのゴージャスな部屋に、洗顔から着替え、朝のコーヒーに至るまでを女官と宦官に手伝わせ、しかるが後に執務開始。
社長かな? プラダを着た悪魔の編集長を思い出しました。
そんなサフィエ編集長の前に連れてこられたアナスタシアはサフィエがヴェネツィアの貴族だということを知っていてイタリア語で何とか家に帰してほしいと頼みますが、もちろん2度と家には帰れません。
サフィエもヴェネツィア貴族の家に生まれながらオスマン宮廷に来てソフィアからサフィエと名を変え、妃、母后、太皇太后と呼び名を変えてきました。一度も故郷ヴェネツィアに帰ることなく。
オスマン宮廷は基本的に「女、三界に家なし」。
皇女であれば別ですが、連れてこられた側女は皇帝妃になろうが
息子が帝位について母后になろうが、皇族になることはできません。
皇族から見れば家族ではないんです。
だったら権力くらい持っていなくてはやってられないのでは。
サフィエは名前を変えることを嫌がるアナスタシアに
”呼び名が変わったらお前はおまえではなくなるのか?”と問います。
そう聞かれても、まだ子供のアナスタシアには答えられません。
結局、マフペイケル(美しい月)と名付けられてしまいました。
また覚えにくい名前😅
アフメトの生母ハンダン妃は、サフィエがアフメトの側女を用意したと知り息子を操られるのではないかと大いに警戒。
彼女にしてみれば、何もかもが不安材料でしかないでしょうが
この人は不安がるだけで何もできない。
サフィエから見れば度胸も頭も期待できない嫁。
いや、あなたと同じものを期待されましても大抵の人には無理です。
サフィエは相当ハンダン妃が気に入らないようで、宴の席でも隣の椅子に飼い猫のエリザベスを座らせたりしてかなりの意地悪。
現皇帝の母を立てる気は全くない様子。
まあ、ハンダン妃は気の毒ですね。
ハリメ妃に小さなムスタファがいて、アフメトの兄もいたのですから
明らかにハリメ妃のほうが前皇帝のお気に入りだったはず。
こういう状況を考えると、後宮で男の子を産むのは危険と隣り合わせですね。娘だけ産めれば割と平和かも。頂点には登れないけど。
そんな感じで大人たちの闘争が繰り広げられる中、宮殿で迷って偶然入り込んでしまった海に面したテラスでアナスタシアはアフメトに出逢います。
おお、少女マンガ的展開。
アフメトはあの絵の少女が現れたことに喜びますが暢気ですね。
サフィエが拉致させたと分かっているんでしょうか。
今回はここまで。
それではまた❗️
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