落ち込んだときは
私はHSPの端くれなので
ご飯が食べられないほど落ち込む時や
動けなくなってしまうことがたまにある。
というかそれなりにある。
強欲になったときに人はなんだか満たされない気持ちになる。
そして、浮足立った自分を恥じる。
お腹がいたいときは、健康であった日常に感謝できるのに
人はつい多くを望んでしまう。
一生くすぶっていれば
一生何かをしようという気にならなければ
絶望することもないし、もどかしさを感じることもないのかもしれない。
それでも私たちは
怪我する可能性は高めて外に出て、
心を痛める可能性は高めて他者と会話をし、
知らない方が幸せだったかもしれない事実を知る可能性は高めて、物事を学ぶ。
その理由の一つは、
頑張れないことは頑張れていることよりも辛いから。
だから何かをしようとして、
自分の意見を強く否定されても
対話をシャットアウトされて無気力になっても
自分の意見すらでてこない
対話をする前から諦めてしまう
そんな頑張れていないときよりも遥にマシだと感じる。
だから強欲になって落ち込んだときは
誰かに履かせてもらった下駄をそっと脱いで
また裸足でスタートに戻ればいい。