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新卒1年目に学んだ 成果を支える「足腰」の大切さ

仕事の根本にある「足腰」

結局、マネジメントは自分の足腰がしっかりしていないとできないんだよね。

事務的な評価面談を終え、最後に上司は一拍置いてそう言った。

私の社会人一年目は、どうしようもなくダメだったと思う。
いわゆる赤字社員。
私の人生の中でこんなにどうにもならなかった一年はない。

落ちこぼれを経験した私が、半年かけて、考えて考えて、ようやく意味のあるものに言語化できたことを書きたいと思う。

成長のアイスバーグモデル

成長のアイスバーグを知っていますか?
なんとなく一回はみたことあるんじゃないかなと思う。

これですね。
このポストにも書いてあるけど、アイスバーグには大きくするっていう概念があって、成長とは自身のアイスバーグを大きくすることって書いてある。

アイスバーグモデルには、『足腰』がのっていない。
私はこのモデルはこうであるべきだと思う。

結局、健康でメンタルが強くて、基礎体力があるやつが強い。

「足腰」とは健康と基礎体力とメンタルの強さ

まず、当たり前だけど健康でないとなにも始まらない。
バランスの良いご飯を食べる、早寝早起きをする。日光を浴びるなど健康でいるための努力は必須だ。

次に、基礎体力。
仕事中、常に良いパフォーマンスには体力なんじゃないかと思う。
サービス業でたくさん歩き回った結果、疲労で笑顔が作れなくなるとか、

教師が子どものエネルギーにやられて良い授業ができないとかは、基本的に基礎体力で解決すると思う。
私自身、週に2回ジムで走り、週に1回地域のバレーボールサークルに参加している。運動を習慣化してから、仕事の疲れを感じにくくなったし、仕事の前後の時間をより有意義に使えるようになった。
体力がつくと、集中力も長続きするし、気力も維持しやすくなる。

そして、メンタル。
アイスバーグモデルの一つ上にもかかわってくるんだけど、結局心が折れたら何もできない。
どんな過酷な状況でも、折れずに希望を持ち続ける、ゴールを目指し続ける精神力。結局、その力がないと、達成できない。
私は多分HSPの端くれで、周りの言葉や態度にすごく影響を受ける。
自分に向けられていない怒号でも、気力がなくなってしまうことがある。
でも、同時にこの共感性や感受性は私の中では強みでもあると思っている。
だから、それを持ち合わせたまま強くなるというのが、私の今後の課題。

2025年私が欲しいもの。

去年の10月、運命的な出会いがあった。
新卒1年目、通勤するだけでやっとだった頃——
彼の看板のある道をわざわざ通って、気合を入れて職場へ向かったこともあった。
刺激の強いこの業界で矢面に立ち、屈しない彼の姿は、当時の私にとってカリスマであり、憧れだった。

そして今、一緒に働くチャンスをもらった。

彼は、人一倍傷つくし、病む。
でも、強い。
傷つくはずなのに、短期的な対立を恐れず、決断を下す。
目先の利益ではなく、長期的な全体の幸せを考える。
鈍感が故の強さじゃない。
繊細でいて強い。しなやか。
これが欲しい。

そして、彼は経営者としていい意味で臆病だ。
市場の調査を怠らない。
ステークホルダー一人ひとりと膝を突き合わせてて、話を聞く。
とことん自分の足を使う。
そして、まあいいやを作らない。
徹底性とこだわり。
その上、地味なタスクもを継続して淡々と積み上げていく。

私は、そんな彼から、
人間としての強さと
リーダーとしての在り方を学びたい。

新卒1年目で上司にもらった言葉は
今後数年の私の指針で、
私の課題を再確認させてくれた。

そして
いつか、こんなに大きくなりましたって。
あの時はご迷惑をおかけしましたって。
その言葉をくれた上司と一緒にお酒を飲みながら
仕事の話をするのも私の目標だったりする。

2025年も、きっと苦しくて、最高に楽しい年になる。


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