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日記 さいごのよる
といっても暫くは、実家と嫁ぎ先を行ったり来たりするのだが。
物が少なくなった部屋で、昨日まったく眠れなかったのですぐ眠れるかと思いきや眠れず、こうして蠟燭に火を灯して感傷にふけっている。ふけるほど、元気ではないのだが。薄ぼんやりと、嬉しかったことや悲しいことを思い出してる。
静かな夜だ。
窓を閉めているから。
窓を開けたら虫の声が聞こえる。
春の真ん中で、私はあいかわらず堂々巡りの中にいる。
春と秋は似ている、と前にも書いた。
自然の牙がこちらに向かうまでの、ちょっとした極楽。
押し花、思ったより少ししか作成できなかった。
でも、思ったより綺麗にできた。
これで作品を作るのはもう少し先。
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