舐められたくないvs優しく見られたい
こんにちは、nanakoです。
診断のカウンセリングをしていると、
「舐められたくない」
「自分を守るために凛としたイメージを持ちたい」
と話す方と、
「もっと親しみやすく、周囲に近づきやすい印象を与えたい」
と話す方がいます。
この2つ、どちらも多くの女性が感じることですよね。
私自身も「周りからどう見られたいか」を考えるとき、双方の気持ちを抱えてきたことがあります。
「強く見られたいけど冷たいと思われたくない」
「優しく見られたいけど軽く扱われたくない」
どちらも大切な自分の一部だからこそ、この葛藤に向き合うのは少し難しいですよね。
今日は、この「舐められたくない」と「優しく見られたい」の2つの心理を深掘りしながら、それぞれの良さや向き合い方についてお話しします。
なぜ「舐められたくない」と感じるの?
まず、「舐められたくない」と思う心理にはどんな背景があるのでしょうか?
多くの場合、そこには自分を守りたい気持ちが隠れています。
過去に誰かに軽んじられたり、無理なお願いをされて断れなかった経験がある方は、「強い印象を持たれたい」という願望が自然と芽生えますよね。
それは、自分を守るために働いている大切な本能のひとつだと思います。
例えば、
職場で「しっかり者」と見られることで、雑用を押し付けられるのを防ぎたい。
恋愛で「強い女性」と見られることで、遊び半分で近づいてくる人を遠ざけたい。
どれも、自分を大切にしようとする心の現れですよね。
ここでお伝えしたいのは、「舐められたくない」という感情そのものは、悪いものではないということ。
むしろ、自分の価値や境界線を守ろうとするサインなんです。
「優しく見られたい」気持ちの裏側
一方で、「親しみやすく、優しく見られたい」と思っている方もいます。
この心理には、他人との距離を縮めたい気持ちがあることが多いです。
「もっと周囲と良い関係を築きたい」
「人間関係で摩擦を起こしたくない」
「恋愛でもっと女性らしい魅力を伝えたい」
といった願望が背景にあることがよくあります。
また、
顔タイプや骨格の影響で、しっかり者に見られやすい
頼るのが苦手な性格
という要素もあります。
「優しく見られたい」という感情は、他者と調和し、安心感を与える力を持っています。
人を惹きつけたり、信頼されやすい雰囲気を作るのが得意な方なんですね。
ただ、「優しく見られたい」という気持ちが強すぎると、自分を犠牲にしてしまうこともあります。
自分の気持ちよりも、周りの期待に応えようとして苦しくなることもあるかもしれません。
どちらの気持ちも「あなたらしさ」の一部
「舐められたくない」と「優しく見られたい」。
この2つの感情は、実はどちらもあなたの大切な一部です。強さも優しさも、どちらも持っていていいし、むしろ両方があることで魅力が深まります。
ここで大切なのは、「どちらが良いか」を選ぶことではなく、「その時々でどちらを出したいか」を決めることだと私は考えています。
どちらも持っているからこそ、場面に応じて自由に切り替えられる柔軟性を持つことで、結果的にあなたの魅力を最大限に引き出しますよ♡
自分の心理と向き合う3つのヒント
ここからは、あなたが「凛とした強さ」と「親しみやすい優しさ」をバランスよく引き出すためのヒントをお伝えします。
1. 自分が「どう見られたいか」を整理する
まずは、自分がどんな場面でどのように見られたいかを考えてみましょう。
仕事では「プロフェッショナルで信頼される存在」に見られたい。
恋愛では「女性らしさを感じさせる優しい雰囲気」を持ちたい。
初対面では「凛としていても話しかけやすい印象」を作りたい。
シーンごとにイメージを明確にすると、「どちらを意識すればいいか」がわかりやすくなります。
2. 自分の「強さ」と「優しさ」のエピソードを振り返る
過去の経験を振り返ってみましょう。
「舐められたくない」と思って強さを発揮できた場面。
「優しく見られたい」と思って親しみやすさが役立った場面。
両方のメリットを体感できるエピソードがあるかもしれません。
一度でも経験があれば、自信を持って使い分けられるようになります。
3. 外見と内面の調和を意識する
外見の印象も大切です。「凛とした強さ」を見せたいときは、シャープなデザインの服やきちんと感のあるメイク。
「優しさ」を演出したいときは、柔らかい素材やピンク系のメイクを意識してみるのがおすすめ。
ただ、どちらを選んでも、内面の魅力が滲み出ることが大切です。
「私はどうありたいか」という軸を持っている人は、どんな装いでも自然と魅力的に見えます。
あなたの選択がすべて正解
「舐められたくない」と「優しく見られたい」という2つの気持ちは、より良い自分になりたいと思っているからこそ生まれる感情です。
向上心があって素敵☺️✨✨
どちらを選ぶか迷ったときは、「自分はどうしたいか」という気持ちを大切にしてくださいね。
あなたがあなたらしくいられることが正解です。
ぜひ、考えて自分と向き合う時間を作ってみてくださいね♪