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乳がん闘病中の不安な心との向き合い方

皆さんこんにちは。
現在は、全ての治療を終え年に1度の検査のみの日常を送っていますが、ちょっと当時のことについて思い返す機会があったので記録しておきます。

前回書いたnoteでも少し紹介した、がん患者サポートアプリハカルテがイベントを実施するそうです。

内容はQOLの維持・向上や、不安との向き合い方について。
無料かつオンラインで気軽に参加できるので、よければぜひ見てみてください。

このイベントを見て思い出したのが、乳がん治療中はいつも不安だらけだったなということ。

まだ20代なのに私の将来はどうなるんだろうか?治療に関して選択と決断の毎日で本当にこれでいいんだろうか?治療にお金もかかるし大丈夫なのだろうか?仕事はどうなるんだろうか?私、不幸すぎない?

そんな気持ちを一人では抱えきれず、主治医や外部の施設に吐き出していました。
主治医の先生に、「乳がんは普通の生活をあきらめなくていい」と言ってもらい救われ。
マギーズ東京のスタッフさんや利用者さんに温かい言葉をかけてもらい救われ。

たくさんの人たちの言葉や、気持ちとの向き合い方のアドバイスにとても救われたことを覚えていいます。

先ほど紹介したイベントではがん研有明病院でがん専門の精神科医としてたくさんの患者さんに向き合われ『不安を味方にして生きる:「折れないこころ」のつくり方』などの著者である清水先生もご講演されるそうで、当時の私にも参加させてあげたいなと思いました。

あの時は本当に不安で毎日悲しかったけど、6年以上経った今は本当に毎日穏やかで恵まれていて、プライベートも仕事も当時より理想に近づいていて、がんにならなかったらこうなってなかったかもな〜ということも実際にあったりします。(ならないに越したことはないのはもちろんですが)

今もちょっとした不調や検査の際に不安になることはありますが、今後もうまく自分の気持ちと付き合っていけるようにありたいなと思います。


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