縮絨してみました!#1
こんにちは!Ellatteです^^今回は初めて縮絨に挑戦しました。編み物をする際の参考にしていただければ幸いです。
糸をつむぐときに使用する紡績油が糸についたままの紡毛糸を洗うことを縮絨(シュクジュウ)といいます。仕上げとしてできあがった作品を縮絨する方法と、糸のままの状態で縮絨してから編み始めるという方法などがあります。詳しくは糸の取り扱い絵表示、取扱説明書などをご覧ください。
手編みの場合、作品にしてから縮絨すると糸が膨らむので、糸の状態で縮絨するより、作品にしてから縮絨するほうがいいといわれています。しかし、縮絨すると編地が縮むので、作品を制作する前に、ご自身でサンプルを作って縮小率を調べてから編むといいと思います。(手織りの場合も、織ってから洗うほうがいいそうですよ。今度織物にも挑戦してみたいです。)
編地の縮小率は編み手の力の強さ、糸や針の太さなどによって変化するので、新しい作品を作るごとに調べるといいと思います。
今回は、Avrilさんのウールネップ(ウール85%ナイロン15%)グレー を使用して縮小率を調べてみました。(一番下にリンクを貼ります)
この糸は1~3号の棒針の使用が目安の糸ですが、縮絨初挑戦の私は、凄い勢いで編地が縮んでいくのではないかという謎のイメージがあったので、ざっくりと6号の棒針で編んでみました。
6号で編んでみた感想としては、やはり透かしてみると大きめの穴ができる編地にはなりましたが、糸に少し力を入れるとちぎれそうかなという不安を除けば、編みにくくはない感じでした。また、毛糸そのものの性質もあると思いますが、緩くざっくりと編んだため、とても軽く、やわらかい編地になりました。(見出し画像を参照ください)
まだ実験していませんが、この毛糸の場合、6号以上の棒針でもゆる~く編めば編めると思いますので、ご自身の理想の縮小率になるように調節してみてください。逆にきつく編んで、しっかりとした目(編地)にするのもいいと思います。
30目10段(縦約3cm横約11cm)の実験用編地が完成したので、Avrilさんの紡毛糸の取り扱い方の紙をみながら縮絨を進めていきました。
少し長くなってしまったので縮絨実践編として#2でつづきを書こうと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました^‐^次回もよろしくお願いします!!