記事一覧
脳内お花畑 day7
ある朝、ベッドから体を動かせなくなった。
心身共に、参っている時期だった。
喉はどんどん渇くのに、水を飲みに行く気力すら起きない。
部屋に入る光は朝から昼へ、昼から夜へ。
何時間もベッドから動けずに、その光を見ていた。
夕方になると、差し込む光がわずかになり、部屋の中は暗くなっていった。
「このまま、水を飲まなかったら、死んだりするのかな」
翳りゆく部屋をぼんやり感じながら、そんなこ
脳内お花畑 day6
昨日のネコの話を読んで、友達2人が連絡をくれた。
二人とも褒めてくれたり、ネコはきっと大丈夫だよと励ましてくれたりした。とても嬉しかったのと同時に、読んでいることに驚いた。
誰かが読んでいることを意識しているはずなのに、
心のどこかで「全部読んでいる人はいないだろう」という謎の悟りを開いていた部分があった。そのくせ更新したことをインスタグラムで告知しているのだから、行動がちぐはぐである。
脳内お花畑 day5
ある冬、外に出していたゴミを漁る音が聞こえた。
不審者かと思い、バッと窓を開けると、こちらを見ながらも前足でゴミを漁るのを止めない、大きな猫がいた。
それはそれは、大きな猫だった。
家にあったチュールを差し出してみると、こちらが心配になるほどに食いついてくる。いや、正しくは、舐めまくっている。
警戒心をもう少し持ったほうがいいぞ、あんまり素早くなさそうだし、とちょっと呆れながらも、なんだか
脳内お花畑 day4
太るのが怖い。ものすごく怖い。
この自粛で、だんだんと太ってきていて、怖い。
太ると健康的じゃないから、とかそういう意味じゃない。
…いや、そういう意味もある。膝も痛くなるし。
けど何より、太った見た目になることが、怖い。
昔、一夏でめちゃめちゃ痩せたとき、周囲からの反応が一気に変わった。
戸惑いながらも、嬉しかった。
けど、そうやって見られていたんだなあとも、思い知った。
ルッキズムの存
脳内お花畑 day3
さっそく1日空いてしまった、描いてはいたのだけれど、スキャンしていなかった。こういう小さな怠惰があるから私はいつまで経ってもマトモになれないのかもしれない。
さて、もう少しだけ、髪の毛の話。
社会人になってからは、お金がないときを除いて、髪を短くしていた。
とても相性のいい美容師さんとも出会えて、
「モテる髪型」じゃなくて「私がしたい髪型」「私が私らしくいられる髪型」を汲み取り、ときには提案
脳内お花畑 day2
こんなにも「女性らしいこと」に執着して、拒絶しながら近づこうとしているのはなぜなんだろう。そこから考えることが、「女であること」を読み解くための糸口になる気がした。
自分が執着したり、拒絶したり、気になったりする大体のことは、幼少期〜高校生くらいまでの経験(トラウマめいたもの)が起因していたりする。まあ、ほとんどみんな、そういうものだろうけど。
なんとなく、髪の毛を伸ばすことが、女性らしさ