「一人じゃないよ」と言ってくれてありがとう。癌になると周りの優しさにたくさん気づきます。
私は、癌になり人生がどん底だと感じていました。
道を歩いてても涙が出たり、辛くて、これからなんで生きていかなきゃいけないのだろうかと思いました。
最初の頃は、辛いという感情を相談する人がいませんでしたが、気持ちがほんの少し穏やかになった時に友人に癌のことを打ち明けました。
友人は私以上に私が癌になったことを悔しがってくれたり、目に涙を浮かべながら話を聞いてくれました。
そして「一人じゃないからね」という言葉を掛けてくれました。
初めてその言葉を言われて、心が浄化されたような、自分が一人で悩んでいたことを一緒に闘ってくれているような気持ちになりました。
他にも、癌患者の情報を知りたいと思い、インスタで癌アカウントを作り、気持ちを載せていました。
私が辛い気持ちを載せると、「一人じゃないよ」と気持ちに共感してくれる方がいました。
この言葉が私を前向きにさせてくれました。
そして、この言葉を言える私の周りの人がとても素敵な心の持ち主だと思いました。
何かで悩んで孤独を感じたり、辛い現実と向き合っている方にも言いたいです。
「一人じゃないよ」
もし今辛いという気持ちを抱えながらこれを読んでいる方には、私がいます。
あなたは一人じゃないよ。
私は、この体験を残したくて、絵を書いて伝えます。
イラストは得意ではないのですが、最後まで見ていただければ嬉しいです。
最後まで見ていただきありがとうございました!
来週、私は卵巣と子宮を手術で取ります。その後に抗がん剤も控えています。
子どもが産めなくなることが悲しいですが、生きることをまだしたいです。
今辛い方も生きて笑顔の毎日をみなさんも送れますように!