目線を低くしてみてわかったのは、普段の半分の世界が見えるってこと。
わたしが働く福祉事業所 フレンチレストランで先日開催された「立たない立ち飲みバル」🥂
「どういうイベントなの、それ?」
あなたの頭の中に今、疑問符がいっぱい溜まってるよね。一つずつ、説明するね。
まず、お客さまもスタッフもみんな車椅子に乗ってお食事を運んだりバーにいるみたいな空間を味わったりすることができるんです。👩🦼
立ってるときの半分の世界を体感し、「こんなとき何が困るんだろう?」「車椅子ユーザーが普段感じてることってどんなこと?」それを見て感じながらお料理を食べて、楽しむ! そんな場でした。
半分の世界を見て感じて、実感する。車椅子に乗ってることによって、どんなことが困るの? どんなことができるの? “知らない”→ “実際やってみてわかる”に変わるとき、人は、化けるんだ。
わかったら、こんなにも世界が広く見えるんだ。
視野が広がるんだ。
立たない立ち飲みバル当日は、本っ当にたくさんのお客さまにご来店いただけて、店内は込み込み状態。
初めて車椅子に乗られる方も結構いらっしゃって、渋滞が起こる、起こる。💦😅
大渋滞を何とか避けながら、自分が行きたい方向へ向かう。「あぁ…車椅子に日常的に乗ってる人達って、これが“当たり前”で、多分それが嫌になるときさえあるんだよなぁ」…「わたしは普段の生活が、立ってる目線から見えるから、座ってる目線の世界が新鮮に見えるのかもしれない」、そんなことを考えながら、でも楽しむことも忘れないイベント参加になったあの日。
わたしが考えることは、視野が狭過ぎてどうしたって形にできないこともあるかもしれない。それが、「できないから」を理由に“できたかもしれないこと“チャレンジできたかもしれないこと”を諦めたくない。
それを形にできる人がいる、アイディアが思いつく人がすぐ近くにいるって、ものすごいことなんじゃないかなって思うのです。
一人一人感じ方が違うし考え方も違うし、障がいがあるなしに関わらず生きてる限り生活してると何かしらの不便や不自由は少なからず、あるはず。
今回は普段生活してたら忘れてしまいそうな大切なことを、立たない立ち飲みバルを通して教えて貰ったのです。
周りの方が笑顔でいてくれる人達の中にわたしが囲まれていると、安らぎを感じます。
ご縁で繋がれた方々に「ありがとう」が止まらなくなるから、またこう言ったイベントを開催してほしくなります。
そんなこんなであっという間に過ぎてしまったバルのほのぼの時間⏳
楽しかったけど、もう少しゆっくり時間がが流れてほしかったな、って解散間際に寂しくなる。名残惜しい。また会えるかな、今日会えた方に。一人心の中で呟く言葉は、ふわふわ、空気になって消えた。
わたしは、どう生きたいんだろう?
どんなふうな生き方がしたいんだろう?
立ち飲みバルを後にし、帰り道、ふと考える自分の生き方。
「いつも同じことに縋りついてる今は、安心ではあるけど何か物足りないよね、変化がほしい」。
わたしは、いつもと変わらない安心サイクルが好きなところがある。
変わることがあまり好きではない。臆病なくせにその日はなぜだか冒険をしてみたくなった。
心が、脳が、新しい情報を、刺激をほしがってる。
そしたらそれに応えよう。多少の不安は横に置いとくこともできるから、多分大丈夫、今からでも間に合うよ.歩き出そう。👟
新しい一歩を踏み出すために、自分らしい毎日を構築するために、わたしなりのペースでゆっくりとね。
息切れしちゃう前にやってみよう。
帰り道、仕事仲間と一緒に帰った。
わたしよりもずっと充実し切った顔をした彼は、その日初めて解禁されたらしく(お酒を飲むのが初めてだった、)顔が赤らんでいたのがわたしが見ても、別の仲間が見てもわかるほど『できあがって』いた。
そんな彼を心配しながら、駅まで歩き、今回のことを知ったきっかけやなんだかんだを彼のお母さん方と話しながら…。
たったひとつのキッカケ。
その「ひとつ」をこの目で見られるのは、あと何回あるんだろう? ふっと、そんな考えも浮かんだ。💭
考えが書きながらでもまとまらない、あっちこっちにいきがちなわたしの習性はだから、ダラダラとしたまとまりのないものになるのかな。
それでもいいよって 活動を見守ってくれている人へ
心からありがとう。
伝え方の練習を少しずつでもしていかなきゃね。
端的に言葉を選び抜いて、わかりやすい言葉に変換できることが今は最重要課題。
目線を低くしたことで得られた様々な学びは、自分の中にも取り入れたいし、こういう考えをどんどん外にも出していきたいなって心がわくわくしている。
まだまだ、伝えたいことがあり過ぎて困るので
何部かに分けて話します。
またね。
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