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『運命の導き ―母の言葉が照らした新たな道―』
獣医学部四年生で妊娠!
人生の岐路に立っていた私の背中を、優しく、でも力強く押してくれたのは母の言葉でした。
「退学なんてしたら、あとで絶対後悔するよ。卒業だけはしておきなさい。」
その時は、その言葉の重みを十分には理解できていませんでした。
しかたなく大きなお腹を抱えながら講義に出席する度、周りの視線が痛く、涙を堪えた日々。
一年の留年を経て、どうにか手にした卒業証書。
40年前の国立大学で、出席も成績も十分とは言えない私を、温かく見守り、導いてくださった教授たちの姿が、今でも心に残っています。
そして人生は、さらに思いもよらない形で私を新たな探究の道へと導いていきました。
生後わずか1ヶ月で娘がアトピー性皮膚炎と診断された日。
連れていった病院で許可も求められないまま娘の裸の写真を撮られた屈辱。
小さな体を痒がる娘を抱きしめながら、私の中で新たな問いが芽生え始めました。
「なぜ?」という深い問いかけ。
それは、獣医学を学んだ者として、一人の母として、私の心を強く揺さぶりました。
医薬品試験の現場で目にした現実は、さらに私の心に大きな波紋を投げかけました。
何千匹ものラットの命を使って行われる試験。
そして、ある日突きつけられた、データを隠すようにという指示。
その瞬間、私の中で何かが大きく揺らぎました。
「誰のための医療なのか?」
「本当の安全とは何なのか?」
その問いは、やがて確固たる決意となって私の心に宿りました。
消毒薬さえ置かない我が家の選択は、周りには奇異に映ったかもしれません。
でも、それは現代医療への反発ではなく、もっと自然で、本来の生命力を信じる道を探る始まりだったのです。
振り返れば、すべては繋がっていました。
臨床医の道を断念せざるを得なかった経験。
母となって初めて気づいた命の不思議。
医薬品試験での葛藤。
それらは決して無駄ではなく、むしろ私を新しい探究の道へと導く、かけがえのない道標となったのです。
今、私は確信を持って言えます。
母の言葉に背中を押されて続けた学び、
娘のアトピーとの闘い、
そして医薬品試験での経験
―――すべての出来事が、私をより深い真実への探究へと導いてくれたのだと。
これは、臨床獣医師への夢を諦めた物語ではありません。
むしろ、より本質的な「いのちの真実」を探究する旅の始まりだったのです。
そして今、この本を通じて、私の探究の旅路を皆さんと共有できることを、心から嬉しく思います。
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この本は
わたしの子どもの頃からの
夢をつづった本であり
未来につながる本です。
なぜたった一分で未来が変わるのか?
それはそこにわたしのすべてが
結晶化されているからです。
『たった一分間で変わる未来!
健康寿命を守る液晶水マッサージ』
もうすぐ発売予定!