”断る”って難しいよね⁉️断ることが苦手な息子&断ることが苦手だった母のお話し。
私自身、昔から「断る」ということがとても苦手だった。
そして更に、その上をいく感じで
息子はもっと「断れない」性格なので、
この案件について、我が家ではよく話し合いが持たれる^^;
とにかく息子は、お誘いがあると余程の予定がない限りは「断る」ということができない。
こういう楽しいお誘いを断れないのだから、
当然、他のことも断らない。
例えば、
学生時代、コンビニでバイトすれば
”夜勤” を頼まれても断らない。
私が「学生の本分は勉強なんだから夜勤はしないで」と言っても、断れないのだ。
会社勤めるするようになってからは
「鍵当番」というものを押し付けられる始末。
鍵当番になると、会社に最後まで残って点検をして鍵を掛けて帰り、翌朝も一番に鍵を開けに行かなければならない。
その手当として2,000円もらえるのだが、
その手当を、息子に支払ってでも当番を
代わってもらいたい人がたくさんなのだ。
今どき、鍵当番自体が不毛で、昭和的すぎると
思うのだが…そこは置いといて💦
どの例を取っても、息子の本心は
「本当はやりたくない」
なのに
いつもその状況を良い方に良い方に考えて、
自分をごまかしながら引き受けて、
断りきれないストレスを抱えていた。
でも、
私も元々は断りきれない性格だったので、
気持ちはすご〜く分かる。
だけど、私は、
そんな自分にとても困っていたし、
こんな私にも克服できたので、
息子にも克服して欲しいと思っているのだ。
社会の中で生ている私達は、職場や学校など、
人と人が集い合う場所で、その付き合いに忙しく…
一見、楽しんでるように自分が感じていても、
実は、意外とストレスが溜まっているように感じる。
無理して付き合うことや
引き受けてしまうことで、
身体をいたわれなかったりして、
疲れ切っていることも多いのではと思う。
でも、誰もが
そんな自分自身に気付いておらず…
いや、気付いていないというより、
気付きたくないという意識が
働いているのかもしれない。
これは自分を大切に出来ていないということ。
断って、「嫌われたくない」という恐怖心、
断って、次、誘われなくなったら
「淋しい」という想いなどから、
自分の本心に従わず、
自分に無理をさせているからだ。
それに、現代社会は、
仮初めの幸せを感じるためのツールや、
淋しさをごまかしたり感じないための、
時間をつぶせる物たちであふれている。
だから、そちらの方に逃げた方が楽だし、
なんと言っても
『 断 る 』
という苦手なことをしなくてもいいのだ。
” 仮そめの幸せ ”
という、一時的な快楽的な誘惑には
誰もが負けてしまうのは無理もないのだろう。
かつて私もそうだったし、
今の息子もそうなのだ。
でも、上手に「断る」と
いうことができるようになると、
人生は劇的に変わると思う。
私は、様々なしがらみから解放された時、
自由だ〜〜〜〜〜〜!!!
と感じた♪
そして、自由になって、
ちゃんと断れるようになれた時、
格段に人間関係が上手くいくようになった。
だから、
断る = 悪いこと
という間違った思い込みの
認識は捨てた方がいい♪
自分を大事にすること = 他者を愛すること
なのだから。
それに、断られる側って、こちらが思ってる
ほどあまり気にしていないし、
断ったことでおかしくなるような関係なら、
こちらから「さよなら〜」した方がいい。
会社の人とは表立ってはできないから、
心の中で「さよなら〜👋」笑。
それだけでも楽になるよね✨
今日、この記事を書いたのは、
愛する息子へメッセージを贈りたいと
思ったからです。
親子で話し合いもするけど、時には文字にして伝えるのもいいかなと。
そして、「断る」ことに難しさを感じている
全ての人たちにも贈りたいです🎁
追伸:息子の会社の鍵当番の結末。
交代を頼む人が多すぎて、金銭のやり取りも良くないということで、交代を禁止するおふれが出され一件落着となりました。
めでたし、めでたし!といきたい所だが、
本当は息子自身で解決して欲しかった
というのが私の本音。
でも、これから人生を歩んでいく中で、
いつか克服してくれると信じている✨
ヘタレだった私にもできたのだから🤭