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『中庸』とは体験からしか理解できないもの
◇都会とは便利な空間◇
自分はもともと東京生まれの東京育ちで、都会の便利さが当たり前の環境で育ってきました。
田舎は不便とは知ってはいたものの、11年前に田舎へ移住した時、まず実感したことが‥
・電車が走っていないこと
・カフェが全然ないこと
・バスが一時間に一本しか走っていないこと
などなど‥
今まで日常に当たり前にあったものがない時に、人は『不便さ』を感じます。
◇田舎暮らしは不便??◇
でも慣れてくると田舎にしかないものが見えてくるようになりました。
・美味しい湧水がいつでも飲めること
・美味しい食材がいつでも手に入ること
・自然を満喫できること
都会では手に入らないものが見えてきて、今では田舎の自然の中が一番心地よく感じます。
都会と田舎の両方を知ることで一番感じることが、人は『便利なもの』に最も魅力を感じる生き物なのだな、ということですね。
だから多くの人は、不便な田舎には住みたがらなかった背景があります。
たとえば自分で新鮮な食材を準備して料理をしたり、野菜や米を育てたりすることは多くの現代人にとっては面倒くさいことですから(笑)
これを一言でいえば
手っ取り早く便利に!
が現代社会のキーワードだとも言えます。
しかし、その不便な田舎で農ある暮らしを10年以上続けてきた結果、今は田舎の生活って本当に最高だなと思えます。
◇両端を体験することで得られたもの◇
私は田舎と大都市の生活を両方体験してきたことで、その良し悪しではなく、両方の実状と『お互い』が求めているものを俯瞰的に理解できるようになりました。
そこから自分の役割りと人生の楽しみ方が見えてくるものなのだなと、しみじみ感じます。
体験から得られる『中庸』がはっきり見えてくれば、そのポイントが一番心地よいものなんですね。
中庸的スタンスは手っ取り早く簡単には得られないかもしれませんが、一度わかってしまえば生きていくのがとても楽になります。
いま都会に住んでいるみなさんも、田舎暮らしに是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございました。