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計画から考えるとドツボにはまる?
仕事に取り組む際にはお馴染みのPDCA(Plan Do Check Action)。
Planは計画のことですが、そのままストレートに計画で考えるとどうなるか?
私も何回も経験してわかっていることですが、大抵は煮詰まって最後は思考停止になります(笑)
「計画」って、どうしても完璧に作ろうとしてしまうんです。
そして次々とやりたいことが浮かんでは消え…本来の目的とは全くズレたものになっていく。
そうならないように、Plan は最初の入口として軽く考えることが基本だと思います。
そのためには、計画ではなく「仮説」と捉えて進めていくことがオススメです。
仮説から入ることで、その後の問いが自然に生まれてきます。
「もし○○をやったら、その後は△△になるのではないか?」
このように一連の流れが頭に浮かぶことで、DCAも必然的に見えてくるようになります。
本当に大切なのは最終的な製品の完成度なので、入口はなるべく軽くしておいたほうが良いというのが自分の経験則です。
もしそれでうまくいかなかったとしても、後々に失敗談として自分のネタにすれば、かえって顧客の心を掴むような「ストーリー」に転換できるのではないでしょうか。
また、仮説をたくさん生み出すことで、早く失敗を経験できるのでリスクを下げることができます。
実はこれが最も大切なことだと実感しています。
私は最初の二年間くらいで数十種類の作物を試作し検証することをしてきました。
最初は時間をかけて考えるよりも、とにかく数を試して良いものを絞り込んでいくことのほうが重要です。
ダラダラと考えすぎているうちに、時間もお金もなくなっていき、最後には何も残らなくなってしまうのです。
ですから、最初から儲たい気持ちは抑えて先行投資していくことが挫折しないためのポイントだと思います。
グーグルでも「Fail fast 」という言葉があるほど、小さな失敗の蓄積は重要なのです。
そして仮説力を磨いていくことで、大きな損失なくビジネスを続ける能力が身に付いてくるのだと思います。