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基本は適地適作
適地適作で作物を栽培することで、美味しさ、収穫量の安定、資材コストの低減、作業時間の低減など、あらゆる面でメリットがあります。
その土地の気候風土を見極めたうえで、販売形態(個人販売 or 卸売り)、作物の選定、流通(鮮度や輸送コスト)、需要と供給のバランスなど、経営に関わるあらゆる構成要素を”自分なり”に組み立てていく必要があると実感しています。
特に大切だと感じているのは「最初から難易度の高い作物を選ばないこと」です。
例えば私の場合、最初の2~3年は少量多品目で試作を繰り返し、品質の安定に時間がかかりそうなもの、遠方への出荷が難しいもの(根菜などの重量物や鮮度が著しく落ちやすい野菜)などは除外してきました。
「難易度が高い」とは、栽培そのものだけではなく、流通の過程も含めて考えていく必要があると思います。