人に甘えられないACは、どうしたらいい?
今、とてもきついと感じているので、そのことについて書こうと思う。
最近、私はとても尊敬するメンターの下で、ビジネスを学ぶようになった。
それは、「なぜその仕事をしたいのか?」をひたすら問う場でもある。
メンター氏は、
「いつでも相談していい」
「立ち止まっても、後退してもいい」
「甘えていい」
と言ってくれる。
なのに!
私は固まってしまっている。
頭では、わかっている。
甘えた方がいい、頼ったほうがいい、懐に飛び込んだ方がいい。
そのためのメンターなんだと。
けれど、心と体が硬直してしまっている。
それはなぜなのか?
内観してみた。
1.幼少期の「甘えてはいけない」という呪縛のきつさ
ACの特徴に、
・人に頼れない
・甘えられない
・相談できない
・弱みを見せられない
がある。
私自身、それは強く感じていて、この特性はこれからの時代を生きていく上でも、かなり大きな課題になるだろうと感じている。
幼少期を振り返ると、私は親に甘えた記憶がない。
5歳下の弟がいたから、いつも「お姉ちゃんなんだから、我慢しなさい」
と言われて育った。
共働きでいつも忙しい母に話しかけると、
「今はできない」「それくらい自分でやって」と言われ、スムーズに叶った記憶がない。
母から、父や祖母、母のきょうだいたちに対するグチをよく聞いていた。
夫婦喧嘩の間に入って止めていた。
それなのに。
時々、こんなことも言われた。
「あなたは甘えないから、かわいくない」
一人でなんでもやれと言われ、
大人のグチを聞き、
大人の仲介をし、
それなのに「甘えないから、かわいくない」と言われたら。
心が壊れてしまう。
私は自分の心が壊れないように、必死で早く大人になろうとした。
大人は弱音を吐かない。
大人は自分のことをすべて自分でできる。
頼らなくてすむ。
こうやって、やっとこさ大人になったのに、大人になっても生きやすくならないのだ。
このことは、
・自分が甘えられない
という以外にも、
・素直に甘えている人を見るとモヤモヤする
という感情を生み出していて、どちらの状態もしんどいのだよね。
2.「人は頼り、頼られて成長し、発展する」ということを心と体で実感するには
前述したとおり、
頼ることが人の成長を促し、発展につながるということを、「頭では」十分に理解している。
ビジネスで「人に頼れない」という特性を発揮してしまうと、自分の成長を阻害するだけでなく、孤立に向かう。
本当に、これはマズイ。
かなりの危機感。
ここまでは、内観でどうにか気づくことができた。
では、その先は?
この問題はかなり根深いので、もはや内観やアートセラピーだけでは解決できなさそうだ。
私の手に余る問題。
たぶん、私がすべきことは、これなんだろうとも思う。
「怖くても、怖くても、甘えてみる。胸に飛び込んでみる」
それがまだできないから、noteにこうしてアウトプットしている。
自分が人に甘えることを考えると、ドキドキして涙がでてくる。
ちょっと深呼吸して、ブラックフライデーの買い物に行ってきたいと思います。