コースターの制作背景
こんなコースターを試作した。
前に記事にもしたけど、道で見かけるスキマっぱ(隙間から生えてる葉っぱを勝手にスキマっぱと呼んでる)に魅力を感じるようになったのは 実はずっと前からで、学部の時の課題で絵のモチーフにもした。
何でまたスキマっぱに興味が向いたかっていうと、
今人の死に関わる場所でバイトしてて、
見ず知らずのおじいちゃんが
亡くなった自分の奥さんの名前を叫んでたり、
よくお喋りしてたおばあちゃんが
次 出勤したら亡くなってたり、
そういう事が多々あって…。
そいでバイト終わりにふと足元を見ると、
そういう時期っていうのもあって
コンクリのスキマから
ぱっ、と
芽が生えてて、
バイト中に味わった「死」と
植物の「生」のコントラストに
ビカビカーってとっても衝撃を受けた!
それからというもの、スキマっぱを
見つける度に写真を撮るようになって
あーーー、今日も生きてんな、って
自分の「生」もスキマっぱから
教えてもらって、
スキマっぱのことが愛おしく思えて
しょーがなくなってしまって。
だから今回試験的にだけど、
作品に落とし込んでみた。
一見、シンプルな作品だから
わたしらしくない、と思う人も
いるかもしれないけど、
スキマっぱは今のわたしにとって
最高にポップな存在。彩りそのもの。
コロナでお出かけを控えてた時、
ちょっと散歩すればスキマっぱに会えた。
スキマっぱに会えば心が彩られた。
だからこのコースターも、
誰かの心に少しでも彩りを
添えられたら良いな、って思う。
あーー制作がんばらなきゃー
おしまい🍃🌱
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