人の世の端っこ
※感覚のままに書いているので説明はできません
「お前は好きにしたらいいよ」
というので
言われなくともそうすると顔で言っておく
土は盛れば高くなるし
火はくべれば高くなるし
木は育てば高くなるし
金は積めば高くなるし
水は増えれば高くなる
あー、順がバラけた
思いついた先から書いたから
まぁいっか
風に高さはない
そもそも、手で掴まえられない
だから形をどうこうしようとしても出来ない
人の世は五行の巡り
私は台風の目
呼んで呼ばれて
遊ぶだけ
今年は完成形だから
最初から緑が濃ゆいねぇ
などと捉えた感覚を言葉に落とし
遊んでいると
『あぁ、やはり違うのか』
と
感じたりする
辿り着かない道などではないはずなのに
少しずつ歩いてきているようなのに
どうしてか少しズレて
私は其処にいるらしい
そしてそれを
さも当たり前の様に感じ
むしろこちらに入るものは
狩ってしまおうと思っているようだ
そのものはそのものであり
そのものを閉じ込めることは不可能である
だから寄り添い使うのがいい
人間の世界がつくられていく
私はそれを見ている
私も人の形だから
その輪に入ろうと思えば入れる
けれども
それを私は良しとはしないだろう
その中のその場所のその景色は素晴しいとして
私はそこには留まれないし
そもそもの性質がそうではない
本能的に避けて通る
人のつくった建物は私達の通り道が少ないから
呼んで呼ばれて
巡り廻る
あぁ
これなら鬼と遊ぶほうがよほど良いかもしれぬ
などと冗談を飛ばす
本当に鬼と遊ぼうなどと
そんな愚かな事は思うまい
私などそばによることもない
遠くから見つかれば
消炭だろう
そう思うとなにかおかしくて
クツクツ笑う
すると窘めるような視線が来る
そういうものだろう
あるのだろ?
他の人も
面白半分に遊びになど行かない
行きたい場所ほど行けない
私はあの山の上と
古びたアパートを
行ったり来たりしたいだけなのに
感覚書きをここまでして
急に着物をスカートと合わせて遊びだし靴も合わせて遊んで
そのままシューズボックスの前で靴の手入れをしだして楽しくなってしまい
身体を冷やして部屋に戻った。
そういやなんか書いてなかった?と文書を見るとなかなかに尖った事を書いている。
今の気分と合わないなと1時間ほど前の私に笑う。
己のことながら
テンションの変わりようが凄い。
というかその時の『私』の違いが大きい。
今なんてお腹が空いてきたので
目玉焼き乗っけトーストを食べようか悩んでいる。
朝じゃないのに?と思うが夜にトーストを食べてはいけない決まりもない。
今日は久々、折り紙を折ろうと思っていたはずだがそれが靴磨きになってしまった。
のんびり眠ったし、新しいスカートの広がり具合は素敵で良かったから、悪くない休日ではあった。
とりあえずお腹すいてるのでパンを焼こう。
銀色パンプスの出番までに色々揃えたり作ったりしよう。