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よく2人も連れてプールいけたなぁ

夜中、滝のような雨にウトウトして、真夜中に記事をあげませんでした。あれが続くと方舟が必要になるのかなぁなんて考えます。

まぁ、そんな時もあるよねー。
さて、下書きが大混雑だからね。
出していこう。
まぁ、下書きなんて大半数行書かれてストップしてるんで……一から書くようなものです。


そして、これは夏の話。

あっという間に夏になるだろうなぁと、まだ5月なのに夏の事を思い出す。  

子供だけで市民プールに行っていた話。

流れるプールと滑り台のある浅いプール。そして池のような形のプール。あと、競技用プール。

そこそこ充実した市民プールは大きな大きな公園の中にあった。
私達きょうだいはその公園を庭のように駆けめぐっていた。

そして市民プールもよく行った。

いつからだったか。あれは弟が補助輪がとれた自転車に馴れた頃だったから私が中1のときか。

それまで、妹と2人でプールに行くことはあったが弟は自力で来れないからついてくる事はなかった。

しかし、気づけば彼も小学生。
私達についてくるという。

「連れてってやってよ」

と親に言われた私は、妹と弟を連れて市民プールにでかけた。

今思うと凄い面倒を押し付けられた気がする。
プールに連れて行って、見てるって結構大変。

市民プールまでの道のりは自転車で10分。
様々なルートがあるが弟を考慮し、車の少ない道を選ぶ。

先頭に私、次に妹、最後に弟の順でドラクエのように進む。

市民プール自体は行きなれた場所だ。
しかし……弟をどうするべきか悩んだ。
まず更衣室だ。
弟に私達と同じ女子更衣室に来るかと尋ねると
「一人でも平気…」
という。
少し不安だが、まぁ大丈夫か。
「わかった。そしたら、タオルと着替えは持っておいで」
「いい?ロッカーは使わないで全部外に持ってくるんだよ?」
そう言って更衣室の入り口まで見送る。

ロッカーを使わせるのは危険だと判断した。
鍵の管理は私がしたとして、場所を見失うとか鍵が上手くかけられないとか困る。 
それならプールサイドにすべて置いたほうがよほど安全だった。

弟を見届けた私と妹は素早く更衣室に入る。
水着は家で着て出ているので楽だ。

そして必要なものだけを持って外に出る。
少しすると弟も出てきた。
荷物をうとりつつプールに降りる手前のシャワーゾーンでキャッキャと騒ぐ。

プールサイドは夏の日差しでアツアツだ。サンダルを履く。
日陰を選びレジャーシートを広げ荷物を置く。

「まずは準備運動からだよ」 

と二人に運動させつつ、私は浮き輪を膨らませはじめる。もちろん、三つだ。なにこの重労働。

そして、なんと、弟は流れるプールはまだ足がつかない。
浮き輪は必須アイテム。

そうして浮き輪を膨らませて、妹と弟に手渡す。

最初は体に水をかけ、冷たさに慣れる。
弟は階段になった入り口から、妹はプールサイドからプールへ入る。
私は弟の浮き輪の紐と妹の浮き輪の紐を捕まえて、きょうだい三人で流れる。

途中、妹が泳ぎ出し紐を離す。まぁ、妹はもう大きいからいいだろ。
と思いつつ目だけは離せない。

弟は流れるプールは飽きてしまったらしい。
真ん中にある浅いちびっこプールに行きたがる。
ちびっこプールには滑り台があり、いつも監視員がいる。
それじゃあ、ということで流れるプールを渡りちびっこプールに弟を連れて行く。
小さい子が多いから確実に大人の目がある。
ここなら平気だろう。
「私は流れるプールに行ってくるよ?」
と弟にいうと
「わかったー」
と行って滑り台の方へ歩いていく。

妹は気ままに流れ続けていたので見つけて合流し、追いかけっ子をしたり、潜って遊んだりした。遊びつつ、弟のいるちびっこプールを見る。
弟はまるで温泉に浸かるようにちびっこプールを満喫している様子。

休憩合図の笛がなるまでお互い楽しんだ。

休憩中は、やたら塩っぱくて美味しいポテトを売店で買ってきて食べた。
三人ともくちびるがうす紫。少し冷えすぎた。我々きょうだいは皆、寒さから身を守る肉がすくない。
しかし、休憩中の間にギラギラとした太陽が体を温めてくれるし、失った塩分はやたら塩をかけられたポテトが補ってくれる。
ジュースも飲んで水分補給はバッチリだ。

弟に疲れていないか尋ね、大丈夫と言われる。
妹にも尋ね、大丈夫と言われる。

設置された時計を確認する。

「よし。あと、一回休憩合図があるまで流れようか。」
そう声をかけ、休憩明けの笛がなったと同時にプールに入った。流れ流れて楽しんだ。

帰りの着替えもなんとかなった。浮き輪を三つ潰すのは疲れたが、潰すのなら妹も弟も手伝ってくれる。

弟にはシャワー室の使用は難しいかもしれないから無理せず体を拭いて着替えるように伝えた。

私と妹もシャワー室をスルーして着替えた。

弟と無事合流して、さぁ帰ろうとなるも、何時も妹との時には公園によって遊具で遊ぶ。
今日も少しだけ遊んで帰ろうか?
となり公園に移動。
子供の体力恐るべし。

少し遊ぶも弟の眠気がやって来る。
これはまずい。
だって今は自分で自転車をこがないと帰れないんだ。

名残惜しそうな妹に、また来ようと言いつつ帰路につく。

……出迎えてくれた母の記憶がないが、多分普通に「おかえりー」と言っておわったんだろう。

あ、父には「もう子供達だけでいけるなぁっ!」って言われた。いや、弟は出来れば大人が見てやれよと私は多分思ったことだろう。


今思うと、なかなか危険だったと思う。
行きなれた場所とはいえプールだ。
しかも足のつかないのが一人いるとか……ほんと危険。

まぁ、何事もなくこうして大人になってるので「めでたしめでたし」というわけだ。


「危険は危険」だけど、親って居なくてもなんとかなるよねと思う。
親が見てても、何か起きる時は起きるし。

妹と弟の両方連れて行くのは大変だったけどさ。

そんな夏の思い出を早々思い出し記事にしてみた。
みんなはプールの思い出あるだろうか?

私はあの、やたら塩っぱくて美味しいポテトをまた食べたいなってたまに思うよ。

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koedananafusi
サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。