なんとなく1場面✽たまに
思いっきり腕引っ張って
「もう!なにやってるの!!」
連れて行きたくなる。
でも、それは嫌がるの知ってるからしない。
どうせ、後で話を聞くのだから今じゃなくてもいいよね。
笑ってる。
嘘笑いじゃないけど、同時に疲れている。
輪の中にいたいよね。
それもまた素敵だよ。
頬杖をつきながらそれを眺める。
また、涼し気な横顔してる。
………。
君は…たまに馬鹿なの?
テストの成績はいつも上位の癖にさ……。
「もう子供じゃないって知ってるんだけどさ、僕なんていなくても良いのも解ってるんだけどさ、ついね〜…」
放課後、近くのファミレスで共通の友達とパフェを食べる。
「まぁまぁ。そういうものなんじゃない?。きょうだい仲良くていいと思うよ〜。」
僕のお決まりの呟きに、親友はニコニコしながらパフェを口に運んだ。
「まぁ、僕は兄だからねっ〜!妹の事は気にかけちゃうんだ。仕方ないよね〜っ。兄だから!」
僕もパフェのアイスを口に運んだ。
甘くて美味しい。
「やっぱり、僕が兄だと思う」
「いやぁ、それはないでしょ」
家に帰ると、本を読んで寛いでいる妹がいた。僕の言葉に顔もあげずに淡々と応える。
「どうして?僕のが兄っぽいじゃない?」
「いや、弟っぽいから…無自覚か」
妹は可笑しそうに笑う。
な、なんか小馬鹿にされてない?ねぇ。僕、小馬鹿にされてるの?
むむむ〜。
とした僕の顔をみて妹、いや、姉は笑う。
「私達は双子なんだし、どっちもどっちだよ。まぁ、私が妹でもいいけど?」
「…なにそれ!なんかムカつく言い方!なんなのさっ!」
多分、彼女の言葉通り。どっちもどっちだ。
僕等は双子だ。
でも似てない。
でも似てる。
「あーもう!君はいつもそうなんだから。今度ぜったい言わせてやるからなっ!!『有り難うございますお兄様』って!!」
本読みを長く邪魔はできないので、僕は捨て台詞を吐き自分の部屋に向かう。ぷりぷりしてるけど、ほとんど冗談。あっちもそれがわかって笑ってる。
「 。」
妹、いや姉が僕に向かって何かを言った気がした。
七夕だったのに、1個前の記事が節操なくて。笑
ちょっと前に書いて…「なんか、今出すのはちがうな」と少し寝かせてたけど、七夕といえば星、星といえばキキララ、キキララといえば双子って感じで繋がっちゃって……今日出しちゃう。笑
そっくり双子もいいけれど、
双子だけどお互い個性的ってのもいいと思うの。
朝と夜みたいにね。
彼女は彼に何て言ったのかしらね。
そうそう、短冊に書く願い事はなんですか?
私はないかな。笑
強いて言えば「この先も楽しく電子の海を漂います」かな。
お願いじゃなくて、宣言だね。笑
あーあ。
彦星はとっとと天の川に立派な橋でもかけろよ。
なんて思ったりする七夕です。
サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。