撮った&急に妹から連絡あった
健康診断のオプション。
子宮頸癌検診を受けに行った帰り道。
ただの帰り道なわけがない。
私がカメラを持って出かけたときは、ただでは終わらないのである。
すっかり色が変わって、あとは枝になるのを待つ山々を見ていたら、楽しくなってしまった。
サビに萌える。なんてことない鉄線に、心躍る人は何人いるだろうか。
鉄塔はいつ見てもいい。
こういう橋もわくわくする。錆びてるのもいい。
誰もいない。鳥の声がする方へ自転車をこぐ。
立派な庭園なんて行かなくても、道端の紅葉でいい。そんなこと黄色の世界を見て思っていた。
そして、目に止まる。
もっちりとした君。
鳥とか獲って食べてるのかな。
口の中羽毛でいっぱいにならないのかな。
なんてのんびり考える。
のんびり考えることがちょっと血なまぐさい気がするけど、そんなもん。
カマキリ君。
こんな目立つとこにいたら、鳥に食べられちゃうよ?……いいのか。もう終わりなのか。
大人になれた個体だ。いくつの修羅場を通ってきたのだろう。
鳥達の声が大きくなった。
揺れる枝を見逃さない。
鳥撮りの最初は私の場合目視である。
新コンデジの望遠は優秀。
私の腕の筋肉はがんばれ。
ホオジロである。オス。
それで、えーっと次に来た君はホオジロメスかと思ったけど
……君は…
カシラダカ?
おや?カシラダカかな??
この辺見分けが難しい。
そして…去年、さんざんおちょくられたアイツがやってきた…。
コゲラ。
コンコンコンっと木を突く音はすれど、姿は目視すれど、何しろ忙しない。
忙しない上に小さいコゲラ。
ブレブレ写真しか撮れずにいた。
それを
とうとうとらえた!
私みたいな弱小鳥撮りにとっては大きな1歩である。
↑覗いてた時にはいたはずなのにシャッター切った瞬間上にいる。こういうボツ写真が沢山ある。
枝がぁぁぁ…
そしてベストショット。
よく見るとかなりアクロバティックな枝つかみをしている。
鳥の身体は面白い。
もういいかな。と再び自転車をこぎ出した私。
声がでる。
「あれは……?!」
わかるだろうか。
まるでそこに元から備え付けられているかのように、そこに居る鳥。
ダイサギ先輩。
ダイサギ、アオサギ、キジバトの事は何故か先輩と呼んでいる。
あの細い片足でよく立って足られると関心する。
あの小ささでよく気がついたな私と関心する(自画自賛)
人工物も好きな私が大喜びのコラボ。
なんともかっこいい。
そんなこんなで土手にでた。
はぁ。螺旋階段。いい。
薄い墨を丁寧に重ねたように山々が連なる。
ずっと奥はもう雪を被りだした日光方面。
今日は男体山は見えない。
大きな木から大きな声。
頑張ってズームした。
カワラヒワである。
相変わらずエビフライみたいな尾羽。
そして住宅街に戻ってきた私。
ハクセキレイが顎をかくのを見る。
ハクセキレイは撮りやすい。
そして家まであと5分とないところで
オナガ祭り。
すぐ隣は車通りのそこそこある道路。
田舎の歩道で自転車乗ってるだけでも目立つのに、カメラ構えてて、めっちゃ目立つ。
車に乗ってたら、こうはいかないよな…とカメラ構えた私は思う。
遠くに行けて便利だし、乗れたら世界が広がるのかもしれない。
でも、いいんだ。今は。私はママチャリにカメラのスタイルでいいんだ。
爪しっかりしてる。ふっくらしてる。
鳥はいい。面白い。
見慣れちゃったと、見逃してると、勿体無いよ。
大きな世界を見がちだけれど、目の前に懸命な命が溢れていて、それをどう思うかは、とても大切な気がするよ。
妹から数ヶ月ぶりにライン。
何事かと思ったら父親の生年月日知ってる?だって。
教えてやった。
どうして?ときいたら、入籍するからと。戸籍抄本が必要だと。
姉は薄々結婚するとは思ってたが、そんな話は聞いてなかったので少しびっくりした。
まぁ……我が家はそれくらいの繋がりだよね。
妹のほうがきちんと順をおっているというか、人間らしく地に足ついているというか…さすがコツコツ山羊座。
そう。身近に山羊いたわ。
ちなみに、妹は我が親族の中でダントツかわいい。他の従姉妹とかにも言われるけど、とにかくかわいい。
我が妹、可愛すぎ。
姉は妹に「そういうこと言わないで。キモい」と言われながら、妹を褒める。
ちょうどいいツンデレな性格もいい。
はぁ。そうか。妹もついに。
そうかぁ…。幸せになれ。
旦那さんになる人はあったことないけど、きっと大丈夫。
でも、泣かせたら海に沈めに行くんで夜露死苦☆
弟には「私に似てごめんな。妹に似てればよかったな…」と謎の謝罪をしたことがある。
「いいよ。〇〇は特別だと思う。それに、俺は似てても良かったと思うよ」とか言われて、弟よ!!ってなった。いいこやで。ほんと。
そんな休日。
ポケモンやりたいのになかなか出来ない。
Tシャツも作りたいのになかなか出来ない。
小説も書きたいのになかなか出来ない。
えぇ、そうです。
私がズボラで、面倒くさがりだからですー。
気長に色々。
私は私。
とりあえず、病院はつかれるし
家族の話題はおめでたくても疲れる私でした。
サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。