近くて遠いワンダーランド
昔の私、不安定な割に冷静に見ているところがある。2006年から他媒体で書き綴った様々な想いの形。
私書いているのが好きなのね。ずっと前から。
これは昔の私が出会ったタオルケットみたいな人への心を例えたもの。(2013 /9/18の0時ピッタリに書かれたモノ)たまに、noteにも、気に入ってたやつは書き写していこうとおもいます。
では数年前の私の一部をご覧ください。
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アリスは兎に恋をしては駄目よ
兎はアリスに恋はしないのだから。
ふわふわ尻尾 追いかけて飛び込んだ穴。
不思議の国でわかるのは
真っ白な兎を追いかけたいという
気持ちだけ。
まるで追いつけない。
あなたとお話させてほしい。
どこまでも 続く 鬼ごっこ。
どうしてか諦めきれない。
ふわふわ尻尾が
揺れて揺れて
私の心も
揺れて揺れて
このままずっと…
ずと追いかけていられたらいいのに。
けどね アリス。
君はどこかで知っているはず。
不思議の国が
僕と君が
幸せになることは
ないんだよ。
お願い アリス。
目を覚して。
_________________『近くて遠いワンダーランド』
不思議の国のアリスは原作も、ディズニー版も好きです。
ディズニー版に出てくる花達が歌う歌が好き。
そして、これを書いた当時の私は正に兎を追うアリスのように迷子でした。見かけた白い兎だけが道標。でも、最後は自分で道を見つけて帰るしかないの。それがワンダーランド。兎はワンダーランドの住人だから、夢の外へは付いて来てくれません。それが決まり事。
懐かしい。
そして、私も可愛いものね。笑
若い。若いなぁ。
でも、この気持ちも冷静に分析しまくってこの文が生まれた辺りが可愛げがないかなと思います。私は少女漫画とか、乙女ゲームのヒロインにはなれないタイプ。笑
今も過去も、何時も私らしくて笑っちゃう。
ずっと前からそうだったのね。
文章を書き残すという事は、知らない誰かと繋がるだけじゃなく、過去の自分と向き合う事でもあるなぁと読み返し思います。
まぁ、私は私の書くものが好きなんですよ。結局、自分が一番自分のファンだったりします。
ナルシストなのかしら?笑
でもいい。
嫌って手放して蔑ろにするより、ずっといい。
だってそれはとても苦しいの。そうして苦しむ他の人達を沢山見てきたもの。
ここまで読んでくれて有難うございます。