誰にも風は捕まえられない。それは逆に言えば風も誰かの手を取り続けることはできないという事だよ。それに気がつく人間がどれだけいるというんだ。あぁ、この星との縁の薄さが浮き彫りになる。なーんだ。やっぱりそっかとおもい
題名は鍵のついた場所の去年の5月のメモで、メモを追っていくと私の心情がわかるので面白い。
全部はコピーしてこない。
やはりあれは鍵の箱にこっそり置いておくものだから。
笑ってあげるよ。
馬鹿だねって笑ってあげるから
「そうかもね」
って諦めてくれたらいいなと思っていた。
思ってたより大きく荒れて
けれど、結局、綺麗に整えてきて
ナメてんのかと思ったが
なんだ、ただの怖がりかとわかったら
優しいため息しか出なかった。
ばーか。
人の感覚はそんなに鈍くねーんだよっ!!
澄ました顔にデコピンを。
いや、なんかわかんないけど、そんなことしたら他の誰かにぶん殴られそうなのでやめる。
私の指も痛いしね。
全部は言わないけども
たまに言う。
見えないとこに書いといて
こんな流れもあったねと思う。
大丈夫だよ。
きちんとしていなくても。
かっこつけなくても。
上手くできなくても。
もし、何もかも、その手から零れ落ちても。
全部が海にとけてしまっても。
大丈夫だよ。
大丈夫だから安心して
しっかりやって
かっこつけて
上手にこなして
抱きしめられるもの抱き締めて
最期は幸せに砕けたらいいよ。
そうやって勝手におもって
私はブランコをこぐ。
見える空は青くって
あの青にとけている鳥を思う。
私は私と私達が
愛する人達の1場面を
抱きしめている。
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