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創作大賞感想 私もてがみさまに会いたい!

創作大賞の応募作に対して、感想を書くとは思わなかった。

でも大好きだなこの作品!と思うエッセイに出会ってしまったのです。
それがこちら、くりすたるるさんの【「書く」。「書かない」】
今日はくりすたるるさんのかわいくて少し不思議な世界を覗く気もちで読んでくださると嬉しいです。

noteに記事を書くとき、コメントを書き込むとき──わたしは「てがみさま」に、そっと願いを託します。

わたしの言葉が明るくやさしく運ばれていくように。

そしてそれが、ふさわしいタイミングで相手の心に届くように……。

「書く」。「書かない」くりすたるるさん


なんと優しい言葉たちだろう。冒頭近くに書かれたこのメッセージ、
まさにそうやってくりすたるるさんの記事やコメントに出会った。

自分には書けないと自信を無くしnoteの海を彷徨っている時にこの記事を読んで、まるで暗い海の中灯台の光を見つけたらこんな気持ちになるだろうと思った。

そうか、この方はきちんと読み手に届けたいエネルギーを意図して文章を世に送り出しているのだな。
透明感と光溢れる言葉たちを紡ぐ力を目の当たりにした。
読むだけでキラキラと自分の周りがきれいになるような、そんな清浄な感覚。
くりすたるるさんの文章は不思議な優しい力に溢れている。
私も読み手さんに少しでもプラスの感情を届けたい。
そういう風に思わせていただいた。

そしてこのかたの【てがみさま】は小さなおかっぱのかわいらしい女の子とある。

文字を読んだだけで可愛い。

私にもてがみさまに会うことはできるだろうか・・!てか会いたい!
と言うことで私は目に見えないものを大切にはしたいが、目に見えないものは見えないので想像してみることにした。

『私もてがみさまにお会いすることはできますでしょうか』

と問いかけてみた。
すると左手の方からひょっこり出てきてくれたのはなんと平安貴族の黒の装束を着た小さいおじさんであった。


ちっさいおっさん・・・・!

都市伝説とかでなんか出てきそう!!!!笑

えー・・・かわいい女の子じゃないんだ・・・・
とがっかりするとすごい不服そうな顔をされてしまったのでとりあえず心の中で謝ってみる。

でもおもしろおかしいことを書くことの多い私には、こういうユーモアたっぷりというか・・ちゃめっけたっぷりなおじさんの方が合っている気がする。

ふくふく丸くて、可愛いと言えないことはない。

やんごとなき感は感じないので、あいにくと帝ではないのであろう。
だいぶ茶化してごめんなさい、おじさん。



賛否両論あるかもしれないが私は植物や動物に心の中で話しかけるのが好きだ。
なんならスマホとか自家用車にも話しかけたりする。
ひとりであれば声も出ていたりする。

そうすると不思議と物からも何かしら返してくれるような気になる。

だから私の近くにもてがみさまはきっといてくれると思っている。


文字を介さないコミュニケーションの取り方や
今、この瞬間を生きていることのありがたさを教えてくれた今回の記事。
私は初めて聞いたのだけれどタイとラオスの山岳地帯に住む文字を持たない少数民族【ムラブリ】も紹介されていてとてもなんというか・・感銘?良い意味での衝撃、感嘆した。

くりすたるるさんのてがみさまは私が記事を読んでこう一言では言い表せない喜びの感情になっていることをきっと喜んでくださっていると思う。

うふふ、と笑う手のりサイズの小さな女の子が踊ったような気がした。


そして思い出したのだが、私の家には湯島天満宮で義母が貰ってくれたお札がある。

夫は首都圏の出身なのだが、実家に暮らしている時初詣はいつも湯島に行っていたらしい。電車を乗り継いで一時間くらい。
それゆえに実家を離れても義母は夫の分までお札を貰っている。
まあ名前は夫の分しか明記されていないが、一家の世帯主ということで家族ごと守ってもらっているということでいいだろう(多分)

湯島天満宮といえば元々はアメノタヂカラヲノミコト(天之手力雄命)が祀られていたところに菅原道真を勧請して合祀したとされる神社。

・・・まさかあのおじさん、・・・・・・!?


手元を見たところ、フフンと鼻で笑い『お前はもっと精進しろ』とでも言いたげなお顔をされたような気がした。

はい、精進いたします。

私の手からもよき言葉、よき明るさを文字にしてお伝えできるよう。

私の家族になってくれた夫と子供たちを慈しむことのできるよう。

よく精進いたします。

そう心で伝えると、私のてがみさまであるかも知れない平安貴族のおじさまもふふふ、と笑ってくれたのであった。



ここまで読んでくださってありがとうございます。
また今回の感想文の本となったくりすたるるさんの記事とても素敵です。
沢山の方に読んでもらいたいなと願い、素敵な記事に出会えたことを感謝して
結びの文といたします。

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シマななこ
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