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妄想が全ての女性を救うかも知れない話

明けましておめでとうございます。
旧年中は私のnoteに遊びに来ていただきありがとうございました!
本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
この記事を冬休みで疲れてしまった、または様々な理由で心が枯渇してしまった全ての女性に捧げます。
妄想で私と一緒に遊びませんか?
そして、記事中に出てくる有名人、芸能人のファンの皆様申し訳ありません。
今のうち謝罪しておきます。


去年読んだ記事で笑いながら楽しく読めて、【この記事好きだなあ〜・・・】と思えた記事がある。それがこちら、青空ちくわさんの記事。

苦手な家事を手伝ってくれる家事代行のスタッフがもし推しに似ていたら・・・という記事。まだの方は是非お読みいただきたい。
色々な意味でヨダレが出てくること間違いなし。オチにも大満足。

ちなみに私はこの記事を読む前の時点では、自分のガチの推しというのを意識していなかった。(好ましいレベルの人は除く)

というのも・・・会いに行けない人にハマったことはあまりなく。
育児が始まってからはあまり民放も見なくなったので益々イケメンとは縁遠くなってしまったから。

ちなみに銀河系の遥かかなた何億光年の記憶を手繰り寄せると、思い出せた推しの方々がこちら。(敬称略、カッコ内はハマった作品)

・イチロー
・小原裕貴(元ジャニーズJr.)
・安室奈美恵
・SPEED
・岡田准一(SP、軍師官兵衛)
・高橋一生(軍師官兵衛、おんな城主直虎)
・綾野剛(コウノドリ、空飛ぶ広報室)
・小林直己(3代目JSB)

ちなみにイチローさんはすでに心の中の殿堂入りを果たした。渡米する時と結婚がほぼ同時だったかと記憶している。その当時、小6の私はなかなかのダメージを受けた。
そして何人かの俳優の名前が上がっているが熱愛報道が出ては私の熱冷ましになった。どうやら彼女持ちや妻帯者には興味が失せるようだ。

そして先に紹介したちくわさんの記事を読み家事代行スタッフ、私なら誰が来て欲しいだろうと考えた。イチローさんは来てもらったところで家事はできるのだろうか。(失礼)野球人生が長過ぎて家事をするイメージが湧かない。

結果、小林直己さんがインターホンを鳴らし来宅してくれたら漫画のように後ろに卒倒するであろう。そんなシチュエーションを思い浮かべただけで動悸がするのであった。


そしてまた別の日、あるYoutuberさんが【女性は脳内に妄想彼氏を住まわせると人生がうまく行く】と、なんとも信じ難いような、さわりだけだとほんとかなと思うような話をしていた。

まあよく聞くと脳内に自分をべらぼうに可愛がってくれる、大切にしてくれる人を彼氏として存在させ、日常に於いて彼氏が自分に話してくれるように自分のことを褒めたりねぎらいの言葉をかけることで自分を慈しむようになり、結果人生がうまく行くのだ
というような話であった。

好き嫌いがあるかと思うので、動画の引用は控えさせていただく。

まあ、いいたいことは割とわかる。
要は自己受容や自己肯定をしようという話だ。大切だ。特に日本人には。
行き過ぎた自己肯定感にはちょっと後退りしてしまうが、私なんて・・と自己卑下がひどいのもいかがなものか。もう少し自分を愛してやってくれと言いたくなる時もある。

というわけで私も脳内彼氏を存在させてみるべく妄想したものの、そもそも私は既婚者である。夫のことが好きなのでどうにも申し訳なさに襲われる。
小林さんをその存在として置いてみたが、色っぽすぎてもうどうしようもないのでこちらから辞退させていただくこととなった。小林さんの色気が気になる方は是非彼のInstagramをチェックしていただきたい。

私には脳内に彼氏を置くことはできないのか。脳内で自らを甘やかすことはできないのか。
絶望しかけた時に思いついた。
【脳内執事】でもよかろうもん。そしてその人たちに私をお嬢様扱いしていただくのだ・・・!

そして私は脳内に執事のスーパーチームを置くことにした。
メンバー表はこちら。(敬称略)

・松重豊(執事長)
・大杉漣(故人)
・西島秀俊
・野間口徹
・高橋一生
・小林直己(3代目JSB)
・高橋藍(男子バレーボール選手)
・河村勇輝(男子バスケット選手)

いかがであろうか。
この錚々たる男性陣に燕尾服に似たようなスーツを着ていただく。

途端に心が潤ったのがわかる。すでに鬼籍に入った大杉さんまで召喚するとは。
妄想の力無限大。

この執事たちにどう活躍いただくかというと、

例えば寝起きに河村さんに
『今日も早起きですね!えらいです』
とそれだけで褒めていただく。

お菓子が食べたくなったのなら野間口さんに
『お疲れ様です。お茶とご一緒にどうぞ』など勧めてもらい無駄に脳内でティータイムを繰り広げながらアーモンドチョコレートを頬張る。

一日の終わりには執事長の松重さんに
『今日もお疲れさまでございました』と深々労ってもらう・・・

想像しただけで心が益々潤っていく。ああ、私は幸せだとフンワカした刹那
ぎゃああああああああああ!

というとんでもない幼児二人のとんでもない声量の泣き声に現実へブン戻された。

また子供たちがトミカの走らせる順番とかプラレールのなんとかとか訳のわからん動機で喧嘩を始めたのだ。
冬休みに入ると同時にクリスマスプレゼントで来たトミカとプラレールのおもちゃ。我が家と両家の祖母はこの冬タカラトミーにかなり貢献したに違いない。

しかし、せっかく増えたおもちゃを以ってしても喧嘩をするうちの怪獣ども。
この家に平和は来ないのか。

彼らの大声泣き声はもはや騒音に匹敵するレベル。私の堪忍袋はとっくに破裂して、二人を怒鳴りつけたいという衝動に駆られたがなんとか堪え、その代わりに私はストレスで久しぶりに泣き出した。こうなったら落ち着くまで泣ききる他ない。トイレに籠城しよう。

もうやだ冬休み・・・なんて元旦なんだ・・・平和に遊んでほしいだけなのになんでいちいち絶叫されなければならないのだ、とぼろぼろ泣く私の脳内に現れてくれたのは、大杉漣さんであった。

『よく頑張っておられますよ』

とハンカチを差し出してくれる。
静かに肩をそっと抱いてくれたのは、小林さんであった。

私は脳内でこんなメルヘンな妄想を繰り広げながら、落ち着くまでトイレでぼろぼろ泣き尽くした。なるほど、脳内執事はこういう時に使うのだな、と泣きながら笑った。案外いいじゃないか。辛い時の心の支えになるかもしれない。
全ての女性は脳内に執事を置いたらいい・・・!

そして少し落ち着きを取り戻したもののボロボロの顔でキッチンにて晩御飯を作っていたら早番上がりで寝てしまった夫が起きてきた。怪獣どもはまだギャーギャーしている。
泣き尽くし般若のようになった顔で一瞥をくれてやると、夫は全て悟ったのか、慌てて兄弟喧嘩の鎮火に向かったのであった。



・・・ここまでお付き合いいただいたあなた、大変ありがとうございます。
もしよければ、あなたも頭の中に脳内執事のスーパーチームをおいてはいかがでしょうか。
面白かったので、よかったら是非・・・もしかしたらストレス解消になる、かも、しれません笑

新年最初のテキスト記事。ここまで2,890文字。
冬休みの鬱憤を全て注ぎ込んだような作品となりました。

2025年も読んでくださったあなたが少し笑って少し元気になるような記事を書けるよう精進いたします。

あなたのこの一年が笑いで溢れますように🏝️


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シマななこ
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