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「Yokoo in Wonderland横尾忠則の不思議の国」展へ行って思ったこと
日曜日に神戸へ行ってきました。目的地はもちろん横尾忠則現代美術館。「Yokoo in Wonderland―横尾忠則の不思議の国」のチケットをいただいたので見に行きました。
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この日は午後に京都に寄る予定だったので朝早くの新幹線神戸へ向かいました。朝早くて眠かったです。事前に調べたところ夏に一度行った時とは展示内容が違うみたいだったのでとても楽しみでした。
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かっこえー。グロテスクなのに甘美。
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この絵はアクリル絵の具で描いていてそんなサイズも大きくなかった。つまり自分が使っているものとほとんどおんなじ。でも細部まですっごく綺麗だったし構図もめちゃくちゃ複雑でどうしたらこんな絵が描けるんだろうって素直に思いました。自分はまだまだだな。
この展示は第1章「不思議の国」、第2章では「鏡の国」そして第3章「夢の国」という3章構成になっています。
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「鏡の国」をテーマにした3階の展示室、壁床一面銀色でほんとに鏡の世界に来たみたいでした。
そして個人的には4階の「夢枕」シリーズの展示がすごく好きでした。
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まず夢を絵に描いてみよって発想がすごいよね。わたししょーもない夢しか見ないわ。壁と額がピンクで統一されていてかわいかったです。
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このシリーズの何が凄かったって、リング綴じのスケッチブックに描いたものをビリビリって破いて展示してたとこ。考えれば当然のことなのだけど横尾さんもスケッチブックに絵の具で絵描くんだって思いました。さっきも書いたことだけど自分と同じものを使っているのにどうしてこんなに差がつくんだろ。描いてきた量も思考の量も全然違うんだろうな。なんだかすごくやる気出ました。
こうやって自分がやりたいこと、目指すべきものを再確認できる場所があるってすごい素敵なことだと思う。一人でやってるとまっすぐ歩いているつもりが少しずつズレてしまう。そのズレにどれだけ早く気が付けるかが今の何か行動を起こそうと思っている人全員に当てはまる一番重要なこと。正直先週ちょいと自覚はあんまなかったけどメンタル落ちてて疲れてないのにずっと寝ちゃって起きれない時あったからこのタイミングでこの展示を見れて本当に良かった。私は運命って元々決まっていたものではなくて、自分の運命を決めるのは自分自身だと思います。その為にはやっぱり行動を起こす、一歩踏み出すって大事だなと思いました。
めちゃくちゃやる気出たし、とりあえず『丑年から寅年へ』の絵の真似っこして辰年の絵を描こ。そういや私辰年生まれ、来年年女なんだな。
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