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野草食日記 193 里山散歩と山のハーブ
神奈川県に緊急事態宣言が出ました。
けれども、うちから見える山の新緑はあまりにも綺麗だし、散歩はOKというのなら、これは行かない手はないでしょう。
今日のお夕飯は夫の好物、トマトソースパスタです。
サラダの材料採取を兼ねて里山へgo!
目的地は、この前北鎌倉野草部で行ったスイバの広場です。
広場へ向かう途中。スギナが朝日を浴びてキラキラ。
子供たちが作ったらしい基地の跡。
酸味のあるスイバはドレッシングのレモン代わりに使えると聞いたのですが、まだ試したことがありません。
今日の散歩の目的はスイバ摘み!と決めて出たのですが・・・。
先日の野草部で、Kさんからシャクという美味しい草の話を聞きました。
スイバの広場の脇に生えていた葉っぱがそのシャクに似ているというのです。
シャクに似た葉はうちの隣の空き地に生えているオヤブジラミとも似ているし、毒草のムラサキケマンやセリバヒエンソウともよく似ています。
素性のわからない植物は食べないのが基本なので、その日は写真だけ撮ってプロの方にお聞きすることにしました。
そして今朝、そのシャクに似た植物はヤブニンジンということがわかりました。
食べられる野草のようです。
スイバ摘みのついでにお試しで少し摘んで帰ろう、なんて軽い気持ちで葉を鼻先に持っていくと。
!!!
大人っぽい素敵な香りがします。
なにこれ〜!!
それからはスイバのことはすっかり忘れてヤブニンジンに夢中になってしまいました。
この香り、以前にも嗅いだことがあるなぁ。
摘んでは嗅ぎ、摘んでは嗅ぎ、クンクンしながら記憶を辿ると。
ん?!チャービル?!
以前何度か種から育てたことがありました。
あれに似ている気がする。
摘み草のあとは、再び里山散歩。
物々しい世の中とは裏腹のこの景色。
人と接触しなければよいのだから、そこに気をつけて自然と触れ合いましょ!
心と身体の健康を保つためにも、ね。
ムラサキケマンがこんもりと咲いているのに出会いました。
手前の葉はイヌハコベ。食べられます。
帰宅後、摘んできたヤブニンジンの葉と庭のセリバヒエンソウを比べてみました。
左がヤブニンジン、右がセリバヒエンソウ。
ヤブニンジンの方が黄緑色っぽいです。
セリバヒエンソウについての記事。
参考にして下さいね。
ネットでチャービルについて調べました。
なんとセリ科シャク属ですって!
摘んできたヤブニンジンは、今晩はひとまずサラダで香りを楽しんで、明日はオムレツにしてみます。
楽しみだぁ。
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