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野草食日記 272 庭の野草で今年は六草粥

昨日は人日の節句、七草粥の日でしたね。

前日の6日に鎌倉では積雪があり、初仕事のあと茶室の庭でセリを摘んで帰ろうと思っていたのに、雪が積もって見えなくなってしまいました。

写真はまだ降り始めの時で、このあと夕方まで降り続けました。
これはウチの庭じゃなくて、仕事場の庭です。念のため(笑)。

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翌7日はピッカピカの晴天。
里山の木々から庭に雪がはらはら落ちてくる様子がとても綺麗でした。
午後には、山はすっかり元通りの姿に戻り、夕方の畑はまだまだ真っ白でしたけれど、自宅の庭は雪が一部溶けて草が顔を出していました。

早速夕飯のために草摘みです。

ハコベ、2本だけ生えている貴重なセリ、沢山生えているオニタビラコ、それとノゲシを摘み、先日近くで摘んできたハハコグサ(オギョウ)と、お正月の残りの大根の根っこ加えて、なんとか無理矢理六草粥まで持ち込みました。

以前はパック詰めの七草を当たり前のように買っていましたが、摘みたての野草は香りが高く格別です。

昨年北鎌倉で採れた梅を、庭の赤紫蘇で漬けた梅干しを添えていただきました。

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ところで、なぜ人日の節句というのか言われを知らないので調べてみました。

昔々、中国では元日から6日までの各日に、動物を当てはめた占いをしていたそうです。元日には鶏、2日は狗(いぬ)、3日は羊、4日は猪(豚)、5日は牛、6日は馬を占い、それぞれの日はその動物を敬い、殺さない日としたとのことです。

そして7日は人の日。
この日は犯罪者の刑罰も行わない日とされました。

それ以来新年の7日は人日の節句となり、それが日本に伝わった際に新年の若菜摘みの風習と結びついたということのようです。

🌿おまけの話題🌿
私が働いているお茶室の庭が、11日から流れる日本和装さんのコマーシャルで流れます。今回からイメージキャラクターが鈴木保奈美さんになったそうです。


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