野草食日記 135 ふっくら鯛の煮付け アオミズ添え
北鎌倉に引越してきてから、大船仲通り商店街で買い物をすることが多くなりました。
お肉は数日保存をしても品質が変わりづらいけど、お魚はやはり鮮度の良いうちに食べたいですから、買い物に出た日の夜は魚料理と暗黙のうちのルールになっています。
日曜日は夫が買い物に行くことになっています。
魚市場を回って品定めをするのが好きな人で、朝ごはんを食べ終わるや否やソワソワし始め、早々に出かけてしまうことが多い。
なんでも早い時間に行ったほうが良いものを手に入れられるんですって。
この日は、丸々ふっくらした鯛を持ち帰ってきました。
夫は中々の目利きです。
目も澄んでいて艶々新鮮で、なんと一尾300円。
この日は鶏の醤油煮の残り汁で大根と卵を煮ることにしていたので、私は塩焼きにしたら?!と提案しました。
でも、どうしても煮魚がいいというので、調理法かぶっちゃうけど、まぁいいか。
甘さを少々控えめにして、牛蒡と一緒に煮付けることに。
うちでは煮魚にはたっぷりの薬味を添えます。
冷蔵庫を覗くと生姜を買い忘れていたので、あるものだけで。
白髪ねぎ、茗荷、彩りにアオミズを添えます。
繊細な三つ葉のような香りのするアオミズは、白味魚にぴったり。
以前ベニバナボロギクを鯛の煮付けに添えた時は、風味が少し合いませんでした。
野草も個性が色々。
ひとつづつ付き合い方がわかってくるのはなかなか面白いものです。
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