野草食日記 316 これはもしやイタドリ?!
うちの近くの道路脇に、夏頃やけに勢いのよい丈の高い草があるなぁとずっと思っていました。
そこは歩道なのに、縁取りのブロックはあるものの、歩道部分のコンクリートはなくなっていて、見るからに不思議な状況です。
その様子に気を取られて、生えている草が一体何なのか、これまで一度も気に留めたことがありませんでした。
一方、ネットや人から話で聞いて、いつか食べてみたいと思っているイタドリが近所にないだろうかと思っていたのですが、なかなか見つからず、どこか別の場所に探しにいかなければかなぁと諦めていた頃、知人がSNSにイタドリの葉の写真を載せたのです。
イタドリって、生え始めた茎の写真ばかり見てたけど、葉っぱはこんな様子をしているのね、と初めて認識。
数日して、例の不思議な植物の生える道路を通った時に、あれ?!これ、イタドリの葉に似てない?!と気づき、写真を撮り、早速人に見てもらいました。
そしたらピンポン!
イタドリだろうとの回答をもらったのです。
ずっと探していた植物がこんな近くにあったなんて、まるでメーテルリンクの「青い鳥」みたいだわ、と思いつつ、来年の味見に既に心躍ってます。
ただひとつ気になるのは、もうちょっと良い環境に生えていてくれてればなぁということ。
なんとなくコンクリートのエキス含んでいそうですものね。
ま、味見だけに留めるつもりですが。
いいなと思ったら応援しよう!
野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。