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ななまる画伯爆誕! 「言葉」から離れ「感性」で描く

キャリアコンサルタントのななまる😊です!

先週は投稿をしなかったので、お久しぶりな感じがしています。毎週のルーティーンを外してしまうと戻すまでに一苦労です。今週もスキップしよっかなと考えたりもしました。

投稿のネタ自体は先週の三連休最初の土曜日から考えていたのですが、思っていた以上に自分の自己理解に没頭してしまい、1週間が経っていました笑。このままズルズルと行ってnoteの投稿からフェードアウトしてしまいそうだったので一旦区切りをつけて思考整理のためにも記事をまとめます。



【ななまる画伯爆誕!】

ななまる画伯が誕生した背景について、きっかけがいくつかあります。時系列でご紹介していきます。

①「言葉」から離れよう

私は「言葉」にはものすごい力があると思っています。
今もnoteを通して行っていますが、自分の思考を言語化することが好きです。言語化することによりそれが自分の行動指針になります。いつの間にか、言葉が自分の中に溶けてそのように身体が勝手に動いています。

周りの方からは「言語化力がある」と言われることがありますが、これは完全に意識して行っています。
数年前に、「私の覚悟を決めて決断するまでの流れ」をある方へお話したことがあります。すると、その方から『それは「自分の言葉」ではない』とフィードバックをいただきました。確かに、私がまとめてきたものは著名人の言葉の寄せ集めだったので「自分の言葉」ではありませんでした。そしてその方の言語化にまつわる取組みを教えていただきました。なんと、3日に1度のペースで自己理解や企業分析の記事を書いているとのこと。実際に見せていただきましたが、もう本当に言語量が凄かったです。元々、私自身は言語化をしてきたつもりでしたが、"本物を見せつけられた"気分になり、そこからより高いレベルで言語化することを意識しています(note投稿もその一環です)。

そのような影響もあって「言葉」を意識していますが、それに固執していることもまた事実。今回、フォロワーさんから『言葉以外で考えてみては?』という趣旨のお言葉をいただき、思い切って離れることにしてみました。

②感性の使い手の仲間

「言葉」から離れようと思った時に、何をしようかなと考え真っ先に思い浮かんだのが、感性の使い手の仲間でした。こちらのお仲間さん、ちょうど1ヶ月前にリアルでお会いしました。同じ自己理解のセミナーを受講した方で絵の具で独特な世界観を表現しています。実際に絵を見せていただき、感想を求められたので思ったことをそのまま答えていました。
お仲間さんからは「ななまるさんは感性が豊かだよね」のようなコメントをいただきました。私自身は感性を使って何かを行うことに疎いタイプだったので、嬉しさ反面ビックリな感情になりました。

↑こちらの日に会ったお仲間さん(勝手に「感性の使い手」と名付けました笑)

③油絵の話

先日、キャリアコンサルタント面接試験のロープレを受験生の方から依頼いただき実施しました。クライエント役をどういう設定がいいかなと考えた時に、自分自身のことをお話しても良かったのですが、「油絵を描いているフリーランスの男性(その他設定あり)」で行いました。

時折、感性の使い手の仲間のことを思い出しながら役作りを行っていて、実際に問いかけをされている時も風景を想像しながら回答したりしていたのですが、ロープレ終了後に"実際に自分も絵で表現してみたい"思いが強くなってきました。

④画伯だった頃を思い出す

実は、私は昔から「絵を描くこと」が大の苦手です。
小学生の頃に描いたヒトの絵には腕がなく、胴体と手がつながっているような状態でした笑。またプラスチック製のフィギュアを『かたいぬいぐるみ』と表現して絵に描いていました(今でも家族にいじられています)。学校の通知表は標準(5段階のうち3)が多く、テストで高得点を取っても最高評価をいただけませんでした…。

画伯と呼ばれていたのは大学時代。
アルバイトをしていた頃です。一緒に働いていたスタッフさん達と遊びでポケモンの絵を描いていました。ドラえもんの描き方しかマスターしていない私。当然うまく描けるわけもなく、未知なる生命体を生み出していました笑。それも今となってはいい思い出なのですが、本当に感覚的に表現すること、五感を使って描くようなことが苦手な私でした。

⑤まあいっか、画伯になろう

そんな絵を描くことに苦手意識を持っている私、「言葉」から離れる手段として陶芸も候補として考えましたが、気軽に始めたかったので画伯復活の道を選びました。

後は画伯として表現する手段。
感性の使い手の仲間は絵の具を使って表現していましたが、そのまま手が汚れてしまうのと後片付けがちょっと面倒だなと私は思っていました。雑貨屋へフラっと立ち寄り、描いていくスケッチボートを発見。そしてそこで出会ってしまったのがクレバス。"うわぁー懐かしい"と思いつつ、これで表現するのは面白いかもしれないと即決購入。

こうして、スケッチボードにクレパスで描いていく「ななまる画伯」が爆誕しました。

クレパスは24色。色の多さにこだわりました。

【頭で考える理想の道 心で考える理想の人生】

ななまる画伯で最初にしたかったことは、「理想の人生」を描くことです。普段は言語化して表現することが多く、「こうして→こうして→こうして→こう」のような自分の中での方程式が出来上がっています。その自分が心地良くて好きなのですが、今回はそのような思い込み・認知を一旦外したらどうなるのかを試したいなという思いがありました。

①頭で考える理想の道

スケッチボードの記念すべき最初のページはこちら

作成日:2024年10月12日(土) 24時

いかがでしょうか。
1つ1つの色と場所を意識して使い分けています。

・中央の「赤 🟥」は内に秘めているエネルギー
・下側の「青 🟦」・「緑 🟩」・「紫 🟪」は冷静さ
・真ん中の「黒」・「茶」・「ピンク」は上側へエネルギーを放出させるための溜め込み
・右上ゾーンは「オレンジ 🟧」の太陽に向かって、「藍色」の門番へ戦う「赤 🟥」の熱いエネルギー
・左上ゾーンは優しい色たち。癒しを得たいという欲望

画伯の解釈

画伯の解釈的には、上記のような意図で描きました。
意識して描いているので"まぁそんなもんよね"と思いながら冷静な感じでした。自分が使うべくして使った色たちが表現してくれています。安定な感じはしますが、心の内から湧き出るワクワクはありませんでした。

②心で考える理想の人生

一方、しがらみを捨て、思いついた通りに描いた理想の人生はこちら

作成日:2024年10月13日(日) 1時

いかがでしょうか。
なんとも言えない作品となっています。

・上の「水色」は青空
・下の「黄緑」は草、「緑」は木

画伯の解釈

意図して描いたのは上記ぐらい。後はなぜこの色にしたのか説明することができません。24色ある中で、自分が「これだ!」と思った色を、描きたい場所に描いた。ただそれだけのこと。けれど、躍動しているようにも思えます。

実際に描いて驚いたことは、描き始めに持った色が「赤 🟥」だったことです。
以前の記事「私(ななまる)の"ありたい色・なりたい色"」では全く触れられなかった色です。だからこそ、"えっ,この色を選ぶの?"と自分で驚きを隠すことが出来ませんでした。

どうして「赤 🟥」だったんだろう?と考えた時に、私は幼少期から『熱い人』だったことを思い出しました。負けず嫌いで、かけっこや運動会で負けたらすぐに泣いていました。
小学校の卒業文集では『熱い人』と書かれています。それが、中学校・高校・社会人での不条理な社会を見るたびに諦めてしまって「灯火」が消えてしまっていました。しみじみと感じるものがあります…。

ここから、内側に秘めたるものがあるものの、それを放出するには至っていなかった(至ることが少なかった)ということに気付かされました。

この絵を見ると、私は心の内から湧き出るものがあります。ワクワクします。その世界に行ってみたいと感じます。その湧き出る「情熱の赤 🟥」をどのように見つけていくか放出させていくか、楽しみになってきました!


【この絵を経て、現在していること】

先週の投稿をスキップした理由でもありますが、こちらの理想の人生の状態について言葉にしています。(また言語化かよ…と思われたかと思います笑)。

感性の使い手の仲間から相談を受けた際に、自己理解を進めるにあたって「八木仁平さんのYoutube」を見てるよという話を聴き、私も視聴することにしたのですが面白くて見入っています笑。

現在、八木さんが提供されている動画を見ながら「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」を整理している最中です。それぞれの項目での言葉出しは終わったので、どのように組み合わせていくかをこれからしていきます。

動画を見るたびに、自分がこれまで曖昧にしてきた解釈がクリアになり良い感じで進めることが出来ています。特に「好きなこと」に関しては、自分が今まで押し殺してきた部分・目を逸らしてきた部分なので、新しい発見がたくさんで面白いです。

こちらの3項目について、自分がキャリアコンサルティングを行う時にも活かせると思うので、まずは自分で試して体感し、実務に役立てていきたいです。


【最後に】

八木さんのワークが終わってから投稿したい気持ちもありましたが、いざ文章にしてみると想定していた以上に画伯への思いが強くなり、こちらで一区切りとさせていただきます。

率直に『ななまる画伯やって良かったー!』と思いました。
新しい自分、もしかしたら元々持っていた自分に出会うことが出来ました。言葉ではなく、感覚的に思いのまま直感的に表現することも大事だなと感じました。

そして、私は「色」自体にも関心があります。
いつの日か色彩検定の勉強もしたいなーと思ったりしています。

今回の投稿は以上になります!
最後までご覧いただきありがとうございました😊

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