隠れていた扉
こんばんは☆nanaです♪
テキストノートの投稿またまた久しぶりになってしまいました。
まだ寒い日々が続いているのでご自愛ください。
きっと
「良かれ悪かれ、まさかのきっかけで物事が考えてもいなかった方向へ変わる事がある」
それは、私がパニック障害でほぼ引きこもり状態になり外の道さえ歩くことが困難な状態の頃でした。
自分の想いに反して体が発作としてあらわれ、自由に動けず、どうしようもない苛立ちや焦りを感じていた時でした。
しかし、今となれば、そのマイナスであろうパニック障害から新しい世界の扉が開きました。
昔から詩を書くことが好きでした。
生まれた時から出会い別れの多い転勤族の中で育った私はその時の感情の景色を一瞬たりとも忘れたくない気持ちが強く、
例えば写真の様に鮮明に残したい…と
幼い頃から文字として残していました。
自由気ままに生きていましたが、
20代後半パニック障害を機にガラリと生活が一変し、自宅で過ごす時間が増え、気づけば何かの反動だったのか、ペンを握り続け趣味だった詩を当時は狂ったかの様にただずっと言葉と一緒に向き合い綴り続けていました。
そんなある日
作詩の募集のチラシを見ました。
その時、何かが動いた様な気がしました
なってしまった持病は仕方ない…
一緒に歩むしかない
だけど、本当に今のままでいいの?
何とかしなければ…
いや、何とかしたい…
変わりたい…
自分から動かなきゃ
その想いから、思い切ってポストへ…
送った瞬間、
まるで自分の細胞の一部のようなものが、新しい世界へ飛びたったような、、、
コトバというコドモが羽ばたいていったような、、、
そんな感覚でした。
それと共に、気持ちがスーっと軽くなったのを今でも覚えています。
それを機に今は有り難くまだまだ未熟者ですが駆け出しの作詩家としてマイペースに綴っています。
マイナスの世界に隠れていた新しい扉。
きっと、パニック障害にならなければ、私は自分の書いた詩を送ることはなかったはずです。
良かれ悪かれ人生は、時に大きな分岐点があるけれど、マイナスなことをいっその事利用し、プラスにひっくり返すことが可能なのだと身をもって感じた経験でした。
隠れている扉がまだどこかにこの先もあるかもしれないと思うと、過ちや失敗を恐れず、探してノックしてみたい…開いてみたい…と今はなんだか少しだけワクワクしている今日この頃です。
☆本気で一生懸命生きていきたいから☆
2017.02.21 nana
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画像はみんなのフォトギャラリーからお借りしました。
multiplier197様ありがとうございます😊🙏