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世界超限大戦 [91] ソロス VS トランプ

ソロス
「私が、取引の話をしている時は、
、、、常に真面目なのだよ」

トランプ
「、、、そうですかね、、、」

ソロス
「ああ、、、そうだな。
時に、真剣すぎるかもしれない。
もし、馬鹿にされたと感じたなら、
それは、とてつもない誤解だ。
元来、人を嘲笑うことは、
非生産的で、、、無意味だよ。
と、言うものの、やはり、、、
君を、不快な気持ちにさせたのは、
紛れもない事実のようだ。
これは、素直に謝らなければなるまい。
いやあ、すまなかった。
許してほしい。
私は、、、君と言う逸材を前にして、、、
まるで、、、暗い洞窟の中で、
自光する宝石を見つけたような、
、、仄かな恍惚感に陥っていた。
但し、私は冷静のままだった。
そうは見えなかっただろうが、、、
実は、深海の微音に耳を澄ますが如く、
心身は静かに連動していたのだ」

トランプは、ソロスの話を聞いている間、
一度も表情を崩さなかった。


続く

ゆっくり進んでいくしかないな。 と、感じる今日この頃。 スキ、コメント、サポート、どれも頂けたら嬉しいです。