心理学的に、なぜ広告は何回も同じのを流す??
それは処理流動性でございます。
この言葉早く知っておけばよかったと思いました!
英語ではProcessing fluencyと言いますが、これ知ってたらもっと研究が捗ります!
簡単に言えば、これが高いと早く脳に理解されやすくなります。
日本語とポーランド語が一緒に並んでたらすぐ頭の中で読めるのは日本語ですよね?
たぶん英語でもネイティブとかじゃない限り日本語の方が頭で処理しやすいですよね!
広告
なぜそんなに大事そうでもない広告が何年も流れ続けるかわかりますか?
記憶に残る?
そうですがなによりも
何回も聞くことによて処理速度が早くなるので、頭にすぐ入る
→ 他のブランドより早く手をつけるからです
例えば
ハンバーガー食べよう→マック
スーパーの棚で、洗剤欲しいな→ボールド
ある実験でも何度も見られてるものは処理流動性が早くなるという実験結果(1)があるので、
莫大なお金もまったく無駄ではないのです!
プラス心理学の業界で処理流動性に詳しい第一人者の方は
広告を作る人たちは自然に何回も見られる広告に好感が持たれることを知っている、それが何度も広告が流れる理由の一つ
だとかたっています。
プラス、実験の論文がちょっと見つからないのですが、同じサイ(アメリカの心理学協会で論文などのフォーマットはここのものを使う)では
わからないくらい早いスピードで画像を表示したグループはなにもないグループに比べ、その画像にもっと強い好感と記憶を持ったそうです (2)。
つまり、しっかり見てなかったり記憶してなかったりしても効果があるということです。
なので、あまり考えずに買い物するもの、
お菓子とか肉とか文房具とかの広告に何度も何度も広告をうつというのは短期的かつ長期的な効果があります。
もちろん高くて時間がかかる商品にも効きます、なぜなら最初に見る場所相談する場所がそのいっぱい広告をうったところになりやすいからです。
ただ、短期的に売上は伸びるとは思わないし広告費も高いので大きい会社か伸びるであろう会社じゃないと費用的に難しいですね、、