選択肢が多すぎると、、
よく居酒屋とかファミレスでおんなじようなもので値段も同じでどれにしよう〜って悩むときありますよね
いざたこわさ選んで見て食べ終わったら、いや〜やっぱりポテトフライの方がよかったとか、餃子にすればよかったとか色々考えて少し後悔して、全体的な満足度が下がってしまうなんてこと結構ありますね個人的には笑
そういうとこに限って何円均一みたいな感じなので飲み物代わりにいっぱい飲もうかなとか考えちゃうんですよね笑
選択肢が多すぎることによって満足度が下がり後悔度が上がるこの現象を、選択肢過多とか情報過負荷とかといいます(overchoice effect, choice overload)
じゃあなぜただ選択肢が多いだけな例えばアマゾンとかドンキほーてとか行ってもそんなにこの現象が起こらないのか、
それは、あるメタ分析の結果(1)、条件があるからだと考えられているからです。
・選択者に選ぶ物の種類やカテゴリーに特別な好みがないこと(選択肢の数が最終選択に与える影響が小さいため)
・一個だけ確実にどの選択肢よりも優れているものがないこと(他の選択肢がそれより欲しくないと感じると満足度が上がるため)
・選択者に選ぶ物の種類やカテゴリーに専門知識などがないこと
マーケ応用
7つまでの選択肢だったら脳の可動域的にそこまで負荷がかかることはないそうですがあっても5個くらいがベストでしょう(2)
もし選択肢があることを売りにしたい場合は
・そのアイテムについて詳しい人しか来ないお店
例えば、ワイン専門店とかガンプラ専門店とか。一般の方はそもそも買わないし買っても大きいお店で買うようなもの
・専門家がそこにいてアドバイスしてくれる
ワイン専門店もそうですが、そこにしっかりとお勧めできる店員さんなどがいる場合はむしろ選択肢の多さが満足度をあげるものだと考えます。
きっとお客様も、あんなに選択肢がある中からこれを選んでくださったわ!となると思います笑
・写真を使う
写真は脳が解析する速度が早くなるので写真や動画を使えば選択肢の数を増やしても選択者の心理的ストレスが文字と比べて大きくないので(3)
どうしても選択肢を増やしたい場合は導入して見てください。
・はっきりと使うべき場所とかを提示しておく
例えばカメラだったら、
これは子供の写真をとるときに便利!
花火をとるときによく映る!
PVとか動画の撮影もバッチリ!
などそこまで差がなかったとしても、差別化することによってそれに当てはまる選択者のスペックから割り出してこれが私にいい!っていうのよりは心理的ストレスが少ないと思われます。
ざっとこんなところです。
選択肢は意外と少ない方がいいんです、コンビニいってリップクリームの選択肢少なくてちょっと高く払ってもそんなに不満にはならないけど
薬局行ってめっちゃ種類あって効かなかったの後悔ったら、、
もちろん時と場合によりますが。
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ありがとうございました