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6.忘れたくないから。


あとがき

文章を書くのが下手なので、上手に表現できていない部分や十分に伝わっていない部分があったと思う。なので、僕の感じたことや思ったことをまとめておく。
これは、どちらかといえば、自分専用な感じだ。

彼について

はじめに、彼の名前を僕は知らない。正確には、言っていたような気がするが覚えていない。(相手は僕の名前を知っている)
彼の雰囲気は、映画「窮鼠はチーズの夢を見る」の今ヶ瀬渉に似ていた。
先述したように、人を沼らせるタイプの人間だった。加えて、容姿端麗。
僕は初めての相手にとても恵まれた。
彼は時折、「幻の存在だね」と彼自身のことを言っていた。
そんな感じで、天然な気質も併せ持っていた。
彼には言わなかったが、この性格は僕の元カノと似ていた。ここも彼に惚れた1つの要因だったように感じる。
余談だが、元カノの話にもなり、ひどい別れを自ら選んでしまったこと、でも、今は会話を定期的にしていることを話したら
彼が「それは、僕くんがひどいことをしても、関係を続けようと思うくらいの人なんだよ」と言ってくれた。心にしみることを言ってくれるぜ。

こんな感じで、彼は僕にとって完璧な存在だった。
加えて、別れる時まで話をしてくれた。(ここら辺、援交パパみたいでイヤだな)
相手にとっては、いつもの友達にする対応と同じだったのかもしれないが
僕にとってはここまでの出来事を含めて、忘れたくない存在になった。

僕について

彼についてもそうだが、身バレするような情報は載せない。あくまでも、必要最低限を載せる。僕の必要最低限の情報は、amazarashi好きということだ。このことについては、後の記事で書こうと思う。
ちなみに彼が唯一、好きといった曲は「鴉と白鳥」だった。

人生について

彼の人生はがんばらないモードにシフトしたと言っていた。
対称的に、僕の人生は諦めずにがんばりたいタイプだった。

不思議な関係

この1度しか会わない関係は不思議である。同級生の中でも今後、1度も会わない関係はある。しかし、それは、会話がなかったり、疎遠な関係の場合だと思う。こんなに喋って、いろんな面を知っているに、会わない関係性はほとんどないのではないだろうか。
この経験から類似する作品として浮かんだ。

「君の名は。」

彼と過ごした時間は、アニメの世界でも体験しているのかと思うくらい、充実し濃い時間だった。今でも会えないと思うと寂しくなり、目頭が熱くなるのを感じる。
酷い別れ方だったら。もっとサラっとした性格だったら、今こんなに胸が苦しくないのに。

彼の幸せをこころから祈っています。
「一度しか会わない人」といったけど、もう一度会いたい。

最後に

だんだんと毎日の生活に慣れて、日々の記憶で彼との記憶が薄れていっている。
会えないことは、つらいし、悲しいし、寂しい。でも、この苦しさは、君と会わなければ生まれなかった。そう思うと、この苦しさも愛することができるような気がする。

                         by ナモナキぼくら 

最後まで読んでくれた人、ありがとう。
こんなに長くなるとは思ってなかった。
ごめんね。

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