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次元が違うのよね

『パスワードのおくりもの』よりネロの言葉。

私が小学生のときに、どハマりした青い鳥文庫のパスワードシリーズ。

主人公のマコトは小学生で、ネットを通じて知り合った仲間と謎や事件を解いていくというストーリー。当時は、小学生がネットを使うことなんてほぼなかったし、主人公たちがすごくカッコよく見えたんだよね~。

このネロの言葉は、マッチ棒の問題にマコトたちが苦戦してるときの一言。

6本のマッチ棒で4つの正三角形をつくる。
ただし、マッチ棒を折ったり削ったりしてはダメ。
という問題。

・・・

正解は、マッチ棒で三角すいをつくる!

2次元でなくて3次元で考える、というのにビックリして、すごい印象に残ってる。

これって、『宇宙兄弟』の3次元アリの話とも近いなと思う。

2次元しか知らないアリは、壁に直面したら壁の向こう側には行けない。3次元を知ってるアリは、壁を登って壁の向こう側へ行ける。

困難なことに直面して、なかなか解決策が見つからないときは別の視点で考えてみるってことだけど・・・まあ、それが簡単にできたら苦労はしないよね。