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鍼灸の学会 休会しました

もう10年所属していた、鍼灸の学会を4月の新年度から、休会にしました。


思い返せば、とてもお世話になった会でした。


昨日、同期の鍼灸師に気持ちを聞いてもらい、退会ではなく、休会にする事にしました。一年後、退会するかもしれませんし、復帰させていただくかもしれません。


鍼灸学生二年生から入会し、鍼の打ち方も、ツボの取り方も、学びました。


快く、見学に行かせていただいた先生。

開業の時に、個人的にお祝いをいただき、「開業時は、いろいろ必要だから、お返しとか気にしないで」と言ってくださった先生。


学校のテストより、国家試験前よりも、会を優先し、会には休まず、片道2時間かけて、通いました。


では、なぜ休会を決めたか。


一つは、組織が変わり、方針が変わったことで以前を知っているだけに、混乱してしまったからです。


二つ目は、コロナ、パンデミックになり、会でのコミュニケーションが極端に少なくなった事です。


毎月、zoomで会は、講義形式と、小グループで実技もしていましたが、コロナ前のように、ツボを触るわけでもなく、脈を診れるわけでもない。

そして、雑談もない。

ちょっとした雑談にこそ、モチベーションをあげるとても大切なものがあると感じます。


結局は、しゃべり足らんかったという事です。


そして、とどめを刺したのは、ワクチンを打つ事を会長をはじめ、ほとんどの先生が薦めて、ほとんどの先生方は、打ったようです。


いやいや、東洋医学ってさ、私たちのやろうとしていた事は、体のバランスを整えて、自然治癒力をあげ、外から来る「邪」「邪気」に打ち勝とうという事じゃなかったですか?


私の好きな言葉に

内傷なければ、外邪入らず

というのがあります。


体の中が、傷なく、整っていれば、外からの邪、ウイルス、病は、入ってこないという意味です。


ワクチンに頼ってる時点で、アウトじゃない?


そう思うと、向かおうとしている所が違うような気がしてきました。


開業前から、ずっとこの会で、この会の考え、手技を自分流にアレンジして、進化させてやってきました。

困った時は、聞ける環境だった事に、改めて感謝しました。


4月からは、患者さんと、向き合って、自分の施術を自分で評価していかないといげません。


大海に一人で航海するような、怖さがあります。


でも、やってみようと思ったということは、できる可能性があるという事です。

守破離の「離」の時なのだと思います。


それにしても、1週間前までは、いや、今朝までは、休会することは、漠然としていたけれど、思っていなかったです。


一昨日読んだ『パルタイ』(倉橋由美子)のせいかもしれません。


私は時々、本当に欲しているのか、確認する前に行動しています。


今回も私の行動のクセがなのか、それさえも、疑問です。


しかし、最近、状況が、めまぐるしく、変わっていっています。

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