![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74338120/rectangle_large_type_2_ad278a51679b744370bef2d50dfffa09.png?width=1200)
鍼灸の学会 休会しました
もう10年所属していた、鍼灸の学会を4月の新年度から、休会にしました。
思い返せば、とてもお世話になった会でした。
昨日、同期の鍼灸師に気持ちを聞いてもらい、退会ではなく、休会にする事にしました。一年後、退会するかもしれませんし、復帰させていただくかもしれません。
鍼灸学生二年生から入会し、鍼の打ち方も、ツボの取り方も、学びました。
快く、見学に行かせていただいた先生。
開業の時に、個人的にお祝いをいただき、「開業時は、いろいろ必要だから、お返しとか気にしないで」と言ってくださった先生。
学校のテストより、国家試験前よりも、会を優先し、会には休まず、片道2時間かけて、通いました。
では、なぜ休会を決めたか。
一つは、組織が変わり、方針が変わったことで以前を知っているだけに、混乱してしまったからです。
二つ目は、コロナ、パンデミックになり、会でのコミュニケーションが極端に少なくなった事です。
毎月、zoomで会は、講義形式と、小グループで実技もしていましたが、コロナ前のように、ツボを触るわけでもなく、脈を診れるわけでもない。
そして、雑談もない。
ちょっとした雑談にこそ、モチベーションをあげるとても大切なものがあると感じます。
結局は、しゃべり足らんかったという事です。
そして、とどめを刺したのは、ワクチンを打つ事を会長をはじめ、ほとんどの先生が薦めて、ほとんどの先生方は、打ったようです。
いやいや、東洋医学ってさ、私たちのやろうとしていた事は、体のバランスを整えて、自然治癒力をあげ、外から来る「邪」「邪気」に打ち勝とうという事じゃなかったですか?
私の好きな言葉に
内傷なければ、外邪入らず
というのがあります。
体の中が、傷なく、整っていれば、外からの邪、ウイルス、病は、入ってこないという意味です。
ワクチンに頼ってる時点で、アウトじゃない?
そう思うと、向かおうとしている所が違うような気がしてきました。
開業前から、ずっとこの会で、この会の考え、手技を自分流にアレンジして、進化させてやってきました。
困った時は、聞ける環境だった事に、改めて感謝しました。
4月からは、患者さんと、向き合って、自分の施術を自分で評価していかないといげません。
大海に一人で航海するような、怖さがあります。
でも、やってみようと思ったということは、できる可能性があるという事です。
守破離の「離」の時なのだと思います。
それにしても、1週間前までは、いや、今朝までは、休会することは、漠然としていたけれど、思っていなかったです。
一昨日読んだ『パルタイ』(倉橋由美子)のせいかもしれません。
私は時々、本当に欲しているのか、確認する前に行動しています。
今回も私の行動のクセがなのか、それさえも、疑問です。
しかし、最近、状況が、めまぐるしく、変わっていっています。