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アドラー心理学と子育て

アドラー心理学を知ったのは、知り合いのママ友から、子育てのセミナーもあるよと。

野田俊作著『続アドラー心理学 トーキングセミナー 勇気づけの家族コミュニケーション』はお勧めの本。

アルフレッド・アドラーは、フロイト、ユングと時代を共にしたが、
日本ではあまり知られていなかった。
岸見一郎 著 『嫌われる勇気』で日本でもブームのようになった。
ドラマにもなったので、見た人もいるだろう。

私は、20年以上前に、セミナーを受けに行った。
【パセージ】という8回のコースで、
ロールプレイングなどをして、グループで学んでいく。

アドラー心理学で、まず、驚いたのは、
トラウマはないという事。

悲しいから泣くのではなくて、
目的があって、泣くという行為が起こるということ。
行動は自分で決めているという。
最初は、納得できなかった。

例えば、子どもは、泣いたら、親が注目してくれるとか、
主張が通ったとか、そういう体験をすると、
次もその手を使う。

腹が立つ出来事が、怒りを起こさせるのではなく、
怒ることで、何か、メリットがあるから、
怒るという行動をとっている。

確かに、子どもに怒っていても、電話が鳴って、出た瞬間、
その怒りはどこかにいってしまって、普段通りの口調で、
対応して、電話を切ったとたん、また、怒りが戻ってくる。
その間の怒りはどこにいったのでしょう?

アドラー心理学が提唱している
健康なパーソナリティーを養う方法

①自分には能力があると思う
②社会は味方
③社会に貢献している

他にもあるが、この3つを満たすことが、健康なパーソナリティーへの道。

親や大人は、子どもに、この3つを備えるようにしていく。

それを勇気づけという。英語では エンカレッジメントencouragementというが、しっくりいく日本語がなく、勇気づけと名付けられた。

今までにない方法だった。

具体的にしたことを次に書きます。


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