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不妊治療の方の想いのいろいろを見せていただけるのが、鍼灸師のだいご味でもあります。
うちは、不妊鍼灸専門ではありませんが、毎日、不妊治療をしている患者さんが来ない日はないくらい、不妊治療をしている方が多いです。
5年前には、そこまで、なかったし、この数年で、増えてきている感覚があります。
不妊のレディースクリニックもどこも、いっぱいみたいですね。
これは、どの病気でも、どの症状でもそうですが、程度、年数、などによって、また、その方の受け止め方によって、深刻さはそれぞれです。
当院は、あまり深刻にならないように、明るい話題を心がけています。
しかし、時々は、患者さんは泣かれることもあります。
そんな方の気持ちを受けとめようと思います。
私は、不妊治療はしたことがないので、同じ立場にはなれないですが、察することはできます。そして、わかってあげることは出来ないという、自覚というか、あきらめはいつも持っています。
鍼灸師は同情していたら、治療なんてできないですからね。
最近、妊活の方が、妊娠9カ月に入って、いったん卒業の方がおられたのと、
出産後、3カ月で、旦那さんと赤ちゃんを連れて、治療に来ていただいたことがありました。
不妊治療中から、妊娠を経て、赤ちゃんをみせていただけるのは、感無量です。おばあちゃんの気分です。
「よく頑張ったね」と、尊敬します。
妊活は、体、経済的、そして、メンタルのしんどさ、どれも、本当に大変です。
特に、このコロナで、出産時の病院でも、いろいろな制約があります。
本当に、生まれてきてくれて、ありがとう。
そのお手伝いをさせていただいて、ありがとう。