見出し画像

鍼灸師は、自分に鍼をするのですか?という質問

時々、患者さんから、聞かれます。

「自分で、治療するのですか?」と。

もちろん、します。

鍼灸師は、みな、すると思いますよ。

私の場合、まず、脈を診て、その日のツボを決めます。
専門的にいうと、その時の、体の状態を整えるための治療法を決定します。
それを証(あかし)といいます。

証が決まれば、その治療方針に従って、鍼や、お灸で、整えます。

そして、対処療法として、症状を緩和させるための鍼、お灸をします。

自分で、簡単にできるのが、頭の鍼と、足のお灸です。

背中は、できないのが残念です。


昨日、朝から、なんか、だるくて、お昼頃、自己治療をすると、回復しました。

頭のツボに鍼を刺して、30分くらい置いておきます。
その間、歩いたり、動いたり、全く問題ないので、時には、1時間以上、刺したままにしています。

だるいという時は、胃腸が弱っているかもしれないので、足の三里にお灸をするのも、いいですよ。

先輩の鍼灸師から、言われるのは、自己治療は、自分の治療結果を細かく観察していく事で、勉強になると。

そして、自己治療は、なかなか難しいのです。


いいなと思ったら応援しよう!